2013年8月2日金曜日

クイックモーションのタイム

クイックモーションは、プロ野球では前脚の動きだしからキャッチャーミットにボールが届くまで、1.2秒で合格と言われているらしい。(合格と言うか、速いと思うが。)

ただ、キャッチャーミットに届くまでのタイムを計ると言うのは、盗塁を防ぐと言うクイックの意味を考えると本質的な基準だと言えるが、単純に球速が影響するので、リリースまでを計った方が話のネタとしては解りやすいと思う。

例えば、この論文ではリリースまでを計測している。

ところで、オートマチックステップ投げだと、どのくらいのタイムになるのだろうか。


あくまでマックのimovieで計った数値だが、前脚の動きだしからリリースまでを見ると、平均で0.8秒前後と言う数字が出る。

ただ、オートマチックステップの場合、単純にタイムが速いのが良いとは言えない。始動時の下半身の力が強ければ、重心移動が大きくなるので、必然的に時間がかかるからだ。なので「丁度良い速さ」と言うものが求められるが、そうした観点から見ても、オートマチックステップでの始動からリリースまでは0.8秒くらいが丁度良いようだ。

一方、これが普通のクイックモーションになると、1秒前後になる。ただ、計り方がストップウォッチを使っていないので、全くテキトーな話なのだが。(それでも、全てマックのimovieに動画を落とし込んでの計測なので、比較値は、ほぼ正確に出ているはずだ。)

一つだけ言える事は、完成度の高いオートマチックステップ投げは、クイックモーションより速い。