2013年8月5日月曜日

ティム・リンスカムのスプリットチェンジ

ティム・リンスカムがノーヒッターを記録した時の13奪三振の動画


ティム・リンスカムのチェンジアップはスプリットチェンジと言って、フォークボールのようにボールを挟み気味に握る。もちろん、挟み方はフォークより浅く、また、薬指をボールの下に折り畳まないで、中指に沿わせる。(スプリットチェンジの解説

上記の動画の中にも何球かチェンジアップが有るが、動画で実況がスプリッターと言っているのは、たぶん、このスプリットチェンジでは無いかと思う。また、ティム・リンスカムはファストボールは基本的にツーシームで投げる事が知られている。

ティム・リンスカムは比較的大きなカーブを投げるが、そういう投手はチェンジアップを使わないパターンが多いと思う。しかし、リンスカムは大きなカーブとチェンジアップの両方を投げるし、その日の調子でカーブをメインにするかチェンジアップをメインにするか決めると言っている。これが出来るのが球種の多い投手の強みだろう。つまり、落ちる球でも、縦スラとスプリットの両方を投げられたら、その日の調子によって、良い方を投げるということが出来る。