2013年8月4日日曜日

アービン・サンタナの縦スラ

縦スラを操るダルビッシュが今期のMLBで奪三振数トップを走っているが、その縦スラを武器にする投手の一人が、このアービン・サンタナ。



南米系で、この体格。もっと球速が出ても良さそうなのに、歯がゆいほどに身体の力を使い切らない。恐らく、そういうポリシーなのだと思う。

タイプ的にはパンチャーに分類されるが、見てのとおり力感は無い。重心移動を先行させてからパンチをかけるので、力は出ないが、そのぶん、こうしたタイプの変化球は投げやすくなる。この種のパンチャー右腕は割と良くいる。

成績は、防御率はそんなに良く無いが、過去に17勝を記録した事も有る。
http://www.baseball-reference.com/players/s/santaer01.shtml

サンタナを見てると、縦スラの有効性が良く解る。ロイ・ハラディはバットは横に長いので、落ちる球の方が効果的だと言っていたが、やはり落ちる球の有る投手は強い。

この動画でも縦スラが多い。実況が”スライダー"を連呼してくれるので解りやすい。