2013年8月10日土曜日

テッド・リリーのパンチャーカーブ

軟投派の左腕パンチャーで、140キロ前後のファストボールを遅い球との組み合わせで速く見せるタイプ。しかし、残して来た数字は通算125勝と意外な程に素晴らしい。

この投手の「遅い球」がかつてのオリックスの星野 伸之のようにカーブなのだが、そのカーブの投げ方がパンチャーカーブの特徴を非常に良く表している。軽く投げているので、なおさら動きが解りやすい。(動画の0.55からの投球)



引っ掻くような腕の軌道で、何かを抱え込むように肘を曲げたままフィニッシュする。パンチャーでカーブを投げようとする際に、参考になると思う。