ヤンキースの左のエースで、長年にわたって、凄い成績を、しかも安定して残している。(WIKIの記事)因にスインガータイプ。
ただ、速球は93マイルくらいが多いが、それはメジャーでも取り立てて速い方ではない。(ただ、ズシンと響くような重さは感じられる)4シーム以外の球種は、2シーム、スライダー、チェンジアップと、さして多くも無い。コントロールも特別良いわけでは無い。基本的には、ストレートと、スライダー、チェンジアップの3つの球種で勝負している印象が有る。
このサバシアの投球術で特徴的なのが、プレートの左端とホームベースの左端(投手から見て)のラインと、クロスファイアーのラインを効果的に使っているということ。
例えば、右打者にインコースに入って来るスライダーを意識させておいて、外角低めにチェンジアップを投げると、打者は開きやすくなってるので泳がされやすいはずだ。
また、スリークォーター気味の腕の角度から、右打者に最短距離を通る外角低めのストレートを投げられると、打者は腰が回りにくいので、当たっても長打が出にくいだろう。
左打者に対しても、インコースのストレートを見せておいて、そこに外角低めに逃げるスライダーを投げ込みつつ、インコースのチェンジアップも有るよと言う投球術を見せる。
プレートのラインと、ホームベースの前のラインを底辺とする長方形を描くと、その縦の辺と対角線を効果的に使い分ける。これがサバシアの特徴だ。
長方形の縦線にチェンジアップとストレートを投げているところに注目。(0.30からの2球)
左打者の外角に逃げるスライダーと、右打者の膝元に食い込むスライダーはサバシアの大きな武器だ。
この動画では、長方形の縦線と対角線の使い分けがわかりやすい。
サバシアは基本的にスライダーを武器にするタイプの左投手に分類されると思うが、真骨頂は長方形の縦線の使い方にあるのでは無いかと思う。そして、それはサバシアがスインガータイプである事と関係している。
身体が大きく回り、腕が遅れて出て来る。ストレートの場合、縦線になげようとすれば、そのスインガーの本質とでも言うべきメカニズム(手を遅らせる)を意識しやすい。また、チェンジアップの場合、その投げ方だと、なおさら打者はボールが来ないように感じるはずだ。
ただ、速球は93マイルくらいが多いが、それはメジャーでも取り立てて速い方ではない。(ただ、ズシンと響くような重さは感じられる)4シーム以外の球種は、2シーム、スライダー、チェンジアップと、さして多くも無い。コントロールも特別良いわけでは無い。基本的には、ストレートと、スライダー、チェンジアップの3つの球種で勝負している印象が有る。
このサバシアの投球術で特徴的なのが、プレートの左端とホームベースの左端(投手から見て)のラインと、クロスファイアーのラインを効果的に使っているということ。
例えば、右打者にインコースに入って来るスライダーを意識させておいて、外角低めにチェンジアップを投げると、打者は開きやすくなってるので泳がされやすいはずだ。
また、スリークォーター気味の腕の角度から、右打者に最短距離を通る外角低めのストレートを投げられると、打者は腰が回りにくいので、当たっても長打が出にくいだろう。
左打者に対しても、インコースのストレートを見せておいて、そこに外角低めに逃げるスライダーを投げ込みつつ、インコースのチェンジアップも有るよと言う投球術を見せる。
プレートのラインと、ホームベースの前のラインを底辺とする長方形を描くと、その縦の辺と対角線を効果的に使い分ける。これがサバシアの特徴だ。
長方形の縦線にチェンジアップとストレートを投げているところに注目。(0.30からの2球)
左打者の外角に逃げるスライダーと、右打者の膝元に食い込むスライダーはサバシアの大きな武器だ。
この動画では、長方形の縦線と対角線の使い分けがわかりやすい。
サバシアは基本的にスライダーを武器にするタイプの左投手に分類されると思うが、真骨頂は長方形の縦線の使い方にあるのでは無いかと思う。そして、それはサバシアがスインガータイプである事と関係している。
身体が大きく回り、腕が遅れて出て来る。ストレートの場合、縦線になげようとすれば、そのスインガーの本質とでも言うべきメカニズム(手を遅らせる)を意識しやすい。また、チェンジアップの場合、その投げ方だと、なおさら打者はボールが来ないように感じるはずだ。