久しぶりに面白い打者を発見した。エバン・ガティス。今期からメジャーに定着し、今のところ打率は0.247でホームランは15本。ポジションは捕手。
腰を落として、下半身の力を使う準備をしている。バットはあらかじめ振り出す位置に構え、そこからボールが来たら、バックスイング無しで、後は思い切り引っ叩くだけ。
やりたい事、コンセプトが非常に良く解る打ち方だ。そして、多くの打者が、このようなコンセプトで打撃に取り組んだ結果が、MLBにおけるパンチャータイプ全盛の現状に繋がっている。
なぜ、そういうコンセプトが流行ったのかと言うと、投手のレベルが挙ったからだろう。無駄な動きは無しで、バットは構えた位置から直接振り出すだけのシンプルな打ち方にしたい。となると、あらかじめドッシリ構えておかないと、足腰の踏ん張りが利かずに、力が入らない。その結果が、こういうフォームを生み出している。
パンチャータイプ創成期の80年代のMLBには、こうした打ち方の打者が結構いた。しかし、その後、パンチャータイプが主流となり、技術的にも爛熟期を迎えると、その初心を忘れたかのように、ブライス・ハーパーとかマニー・マチャドのような派手なフォームが増えた。ハーパーやマチャドを批判する気は無いが、ガティスのようなフォームを見ると、パンチャータイプの本質のような物を思い出させてくれる。
腰を落として、下半身の力を使う準備をしている。バットはあらかじめ振り出す位置に構え、そこからボールが来たら、バックスイング無しで、後は思い切り引っ叩くだけ。
やりたい事、コンセプトが非常に良く解る打ち方だ。そして、多くの打者が、このようなコンセプトで打撃に取り組んだ結果が、MLBにおけるパンチャータイプ全盛の現状に繋がっている。
なぜ、そういうコンセプトが流行ったのかと言うと、投手のレベルが挙ったからだろう。無駄な動きは無しで、バットは構えた位置から直接振り出すだけのシンプルな打ち方にしたい。となると、あらかじめドッシリ構えておかないと、足腰の踏ん張りが利かずに、力が入らない。その結果が、こういうフォームを生み出している。
パンチャータイプ創成期の80年代のMLBには、こうした打ち方の打者が結構いた。しかし、その後、パンチャータイプが主流となり、技術的にも爛熟期を迎えると、その初心を忘れたかのように、ブライス・ハーパーとかマニー・マチャドのような派手なフォームが増えた。ハーパーやマチャドを批判する気は無いが、ガティスのようなフォームを見ると、パンチャータイプの本質のような物を思い出させてくれる。