パンチャータイプ、オートマチックステップの精神を形にしたような打ち方だ。
難しく考えて理想を追求したくなるものだが、時には、この原点に帰ると良い。
つまり、どれだけ打ち方に迷って、わけが解らなくなっても、バットを短く持って、こういう打ち方でミートを狙って行くなら、直ぐに出来るはずだし、それは直ぐに出来るようにしておかなければならない。
あくまで、それが出来た上での、そこから先の話である。
因にウェルズのここまで(2013年8月31日)の通算成績は、270本塁打 打率0.271 15年でこれだけの成績を残している。
ウェルズがやっているのは、まさに「つまり、どれだけ打ち方に迷って、わけが解らなくなっても、バットを短く持って、こういう打ち方でミートを狙って行くなら、直ぐに出来る。」と言う事だろう。
つまり、ある意味での諦めも入っているし、複雑に考えたく無いと言う思いも伺える。しかし、それが逆に安定感を生み出している。