2013年8月31日土曜日

バーノン・ウェルズ



パンチャータイプ、オートマチックステップの精神を形にしたような打ち方だ。

難しく考えて理想を追求したくなるものだが、時には、この原点に帰ると良い。

つまり、どれだけ打ち方に迷って、わけが解らなくなっても、バットを短く持って、こういう打ち方でミートを狙って行くなら、直ぐに出来るはずだし、それは直ぐに出来るようにしておかなければならない。

あくまで、それが出来た上での、そこから先の話である。

因にウェルズのここまで(2013年8月31日)の通算成績は、270本塁打 打率0.271 15年でこれだけの成績を残している。

ウェルズがやっているのは、まさに「つまり、どれだけ打ち方に迷って、わけが解らなくなっても、バットを短く持って、こういう打ち方でミートを狙って行くなら、直ぐに出来る。」と言う事だろう。

つまり、ある意味での諦めも入っているし、複雑に考えたく無いと言う思いも伺える。しかし、それが逆に安定感を生み出している。