2013年9月2日月曜日

野球の神様

野球の神様と言うのは、確かにいる。

そして、野球の神様は、全てを野球に捧げる選手に微笑む。

どんなに性格がメチャクチャだろうが、関係無い。

気が狂ったように、自分を愛してくれる人間を、野球の神様は愛する。

そして、大一番や、引退試合などの大舞台で、姿を表す。

その逆に、

「俺は君達と違って野球だけやってるわけには行かないんだよね。」

とか

「野球がそんなに好きじゃないんだけど、仕事だからやってるのさ。」

と言う心根の選手を最も嫌う。

そして、野球の中で大恥をかかせて、その心の弱さを大衆の面前に晒す。

また、

「野球を通じた人間形成」

等と言う人間には、ショボい結果しか与えない。

野球の神様は、そんな説教臭い堅物には心を動かされない。

しかし、それもこれも、あくまでも野球の中での事なので、大した事では無い。

冷静に考えれば、たかが野球だ。

野球の神様に嫌われても、人生の神様に愛される人間はいくらでもいるし、

その逆もしかりだ。

野球の神様などと言う性悪女のケツを追っかけて何になる。

ただ、面白いだけだろう。

いや、野球が。