2013年9月20日金曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(66)ジャスティン・モーノウ

右投げ左打ちの一塁手。現役オートマチックステップ界の重要人物の一人だろう。スイングはバーノン・ウェルズ同様に四頭筋が効いているので小さいが、ウェルズやモーノウのようなバッティングスタイルはオートマチックステップの真ん中に位置するものだと言って良い。

オートマチックステップは始動時に下半身の力を使う事が重要になるので、下半身を使おうとしてスクワットダウンして構える打者が多い。しかし彼等は大腿四頭筋とかハムストリングスとかは考えていないようで、股関節も膝も曲げてスクワットダウンするから、四頭筋が効いたスイングをする打者が多くなってしまう。だから、残念な事に、オートマチックステップとしての純度の高い打者ほど四頭筋を使ってしまっていると言う現状が有る。モーノウもそのタイプだ。


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通算成績はメジャー11年で ホームラン221本 打率0.278

基本的に25本クラスのポイントゲッタータイプだが、2009年までに30本以上を3度記録しており、パワーが着いて来て、これからと言う時に、脳震盪を起こしてつまずく。が2012年は19本塁打、2013年は既に17本塁打と持ち直して来ており、まだ32歳だけに、今後に期待したい。両手で振り抜くタイプであり、基礎的な技術力が高いので、ある程度、歳をとってからも期待出来そうな打者だ。

この動画の後半には横からのスローモーションが有り、オートマチックステップのメカニズムが良く解る。


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