2013年9月7日土曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(9)オーランド・ハドソン

玄人筋に評価の高いスイッチヒッターの二塁手。2012年までの11年間で、メジャーでの通算成績は打率0.273で93本塁打。立派なものだろう。(wiki)

打ち方的には、後ろ脚に体重移動しながら始動するタイプのオートマチックステップで、左右の打席共にスイングは変わらない。

例えば、守備を売りにしたい、身体能力の高い選手が、打撃フォームについてはシンプルにまとめて、難しく考えたく無い。そういう選手にもオートマチックステップは向いている。ハドソンがそう思っているかは知らないが、タイトなスイングが実にオートマチックステップらしい。

左打席




右打席


アメリカ球界におけるオートマチックステップと言うのは、日本の野球で言うと、ヤクルトの宮本のフォームくらい、特徴の無いものなのだろう。

いずれにしても、オーランド・ハドソンは、オートマチックステップと言う打ち方の使い方を良く心得ていると思う。こういう選手にこそ、やってほしい打ち方である。


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