2013年9月20日金曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(68)ジェイソン・ヘイワード

バーノン・ウェルズ、ジャスティン・モーノウ、アレックス・リオスと、同じタイプのオートマチックステップの打者を採り上げて来たが、ジェイソン・ヘイワードも、その中に含まれる。(若干、上記3人よりもスイングに躍動感が有るが。)

左投げ左打ちの24歳の外野手である。wikiの記事



これらの打者の特徴は、大腿四頭筋が効いているのでスイングはコンパクトだが、両手で振り抜いてるので、タイトかつストロングな(つまりパンチャーらしい)スイングが出来ていると言う点にある。そのため、基本的には、この種の打者は安定した成績を残せる場合が多い。この企画の最初の方で採り上げたが、ジェイソン・ワースも、その仲間と言えるだろう。

大洋ホエールズで渉外担当をしていた牛込惟浩が、カルロス・ポンセを見て、そのスイングを見込んで、獲得し、成功した。そして、そのポンセの後釜として、同じく牛込惟浩が獲得したのが、ジェームズ・パチョレックで、これもまた成功。こうした外国人選手獲得の成功によって牛込惟浩は外国人獲得の手腕を高く評価される事になる訳だが、その後もロバート・ローズや、グレン・ブラッグス等を獲得している。

ところで、こうした打者は皆、オートマチックステップの両手振り抜きタイプであり(元々、メジャーの有名選手であった)ブラッグスを除き、基本的には3割20本タイプの選手が多い。(パチョレックは片手でフォローを取る事も多かったが。)

なので、日本の球団が、こうしたタイプの「安定した中距離系ポイントゲッター」を獲得したいのであれば、ウェルズ、モーノウ、リオス等の路線の打者を獲得したら良いだろう。

基本的に、この路線の打者は、アメリカ球界には探せば数多くいる。そして、こうした打者のメリットは(ウェルズやモーノウは決して安い選手では無いが)年棒が比較的安く、安定した成績を残せる点にある。そのためか、一時期の広島カープが、この路線で外国人選手を獲得していたのでは無いかと見ている。アンディー・シーツもその一人で、そのシーツがマートンを連れて来たのも面白い。

話をヘイワードに戻すが、まだ24歳の若いプレーヤーで、ファイブツールプレイヤーと評価されている外野手である。ただ、今のところ、驚くような長打力が有るわけでは無く、3割20本タイプだと言って良いだろう。2012年の27本塁打が自己最高。



2010年にデビューすると、いきなり18本塁打の打率0.277と言う数字を残して、注目された。構えはオープンスタンス〜スクエアスタンス〜クローズドスタンスと色々と変えているが、オートマチックステップと言う点は一貫しており、常に両手で振り抜いているので、これからも期待出来そうだ。

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