2013年9月24日火曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(78)J.T.スノー

いかにも腕っぷしの強い白人といった感じのスイングをするが、オートマチックステップの純度は、それほど高くは無い。動画で横から見ると、後ろに重心移動してから始動するタイプのオートマチックステップである事が解るが、違うステップをしていた事が有ったかもしれない。(その辺の記憶は定かではない。)

エンゼルスで頭角を表すが、ジャイアンツ時代の印象が強い。左投げ左打ちの一塁手で、守備に定評が有り、1995年から2000年にかけて6年連続でゴールドグラブ賞を受賞している。(wikiの記事)


いかにもそのへんにいそうな近所の兄ちゃん的ルックスの白人スポーツマンで、スノウ(雪)という名前。当時、一筋縄で行かない連中の揃っていたジャイアンツにあって、アメリカンヒーロー的なさわやかなイメージを醸し出し、人気者だったイメージが有る。バッティングフォームもどことなく朴訥とした感じで、それがまた、スノーらしい。

2002年のワールドシリーズで本塁付近のクロスプレーに巻き込まれそうになったバットボーイの子供(3歳!)を抱きかかえて助けたシーンが有名である。(その後、バットボーイは14歳以上に制限された)



通算成績はメジャー16年で、打率0.268 本塁打189本

バリー•ボンズ、ジェフ•ケント、リッチ•オーリリア、ベニート•サンティアゴ等と同時期にジャイアンツに在籍した選手で、2002年のワールドシリーズでは古巣エンゼルスと対戦したが、ワールドシリーズ制覇はならなかった。


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