2013年9月7日土曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(8)ダニエル・マーフィー

オートマチックステップらしさを活かして、安定した数字を残しているメッツの打者。右投げ左打ち。日本での知名度は低いが、ここでは、こうした渋い存在にスポットライトを充てて行きたい。

レジー・ジャクソンやマイク・ピアザのようなスーパースターだけでは無く、こうしたワキ役選手にも多い打ち方であり、また、そういう汎用性の高さに良さが有るのが、オートマチックステップと言う打ち方だからだ。ワキ役の打法としても、魅力的なのが、オートマチックステップの良さである。

2009 HR12   BA 0.266
2011 HR6     BA 0.320
2012 HR6     BA 0.291
2013 HR10   BA 0.284(9/6現在)

バット立て型に近い角度なので、始動からバットが出るまでにやや時間がかかり、バットが出るのは遅い。メカニクス的には、純粋なオートマチックステップに分類出来る。フォーム的な特徴はチュ・シンスに近い。

また、ユーティリティープレーヤーとして、複数のポジションを守れる事も、出場機会を得られている原因だろう。

ホームラン


5打数4安打


4打数4安打



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