2013年9月10日火曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(26)ジム・トーミ

オープンスタンスからのオートマチックステップと言えば、ジム・トーミだろう。2013年にホワイトソックスのGM補佐に就任し、引退した格好になっている。右投げ左打ちの一塁手で、通算成績は22年間で打率0.276の本塁打612本で、オートマチックステップ界でも大物の一人だ。

動画は1999年、インディアンズ時代。全盛期の打撃。


WIKIで成績を見ると、恐るべき安定感を発揮している事が解る。このへんに両手振り抜きのオートマチックステップの強みが有る。このハイクォリティをロングラン出来る打ち方が、オートマチックステップの両手振り抜きの強みだ。

安定しているのは成績だけではない。打撃フォームも最後までほとんど変わる事が無かった。下の動画は2012年のラストシーズンのものだが、打ち方は変わっていない。


同じフォームで淡々と、豪快な打撃を続けて来た打者だ。打率は2割台がほとんどで三振も比較的多かったが、成績が安定しており、計算の立つ長距離砲であった。

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