2013年9月16日月曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(59)ブラッド・エルドレッド

ハーモン・キルブリューを彷彿とさせるスイングをしている。


この動画の後半の3塁側からのスローモーションを見ると、後ろに重心移動してから始動しているのが解る。このへんもキルブリューに似ている。だからスイングも似て来るのだろう。このタイプは、ステップも大きく、遅くなるので、オートマチックステップのド真ん中のイメージでは無い。場合によっては脚を挙げてからの始動にもなると思う。キルブリューにしても、そうだが、このくらいの純度だと、目視ではオートマチックステップだとは断定しずらい。今の判断で言うと、ギリギリ、オートマチックステップだと思う。


まだ出場試合が少ないが、両手振り抜きのオートマチックステップ系だけに、今後も注目したい。一見、雑で力任せに見えるスイングだが、2割5分を打つ力は有るようなので、この巨体から繰り出されるパワーも活きて来る。打率2割5分をキープ出来るなら、日本野球にマッチする存在だと思うが。2割5分で良いので、思い切り振り続けて欲しいタイプの打者だ。

成績表

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