2013年4月16日火曜日

止まって打つ



掲示板のホセレイエスさんの記事でもありましたが「止まって打つ」ということについて、実践で示してみました。因にバットはソフトボール3号です。(軟式一般レベル)動画では強調するために、あえて長く止まっていますが、2スイング目、3スイング目くらいの感じだと実戦でも無理は無いと思います。(個人差も有りますが。)

オートマチックステップに取り組む多くの人が、止まって打つということが出来ていない傾向が有ります。揺らぎっぱなしだと、バットの回転を受けて、トップハンド側の前腕部や手首が緊張しやすく、それがミスショットに繋がるので、最後は止まった方が良いのです。

メジャーでも、最後まで揺らぎっぱなしの打者はミスショットが多い印象があります。ケン・グリフィーJrは上手くやっていた印象が有りますが、ホセ・カンセコの三振が多かったのも、そういう理由かもしれませんね。最近ではジョニー・ゴームス等が思い当たります。こうしたタイプはセンスが有るのですが、究極的には良く無いのです。前腕部が力むと、下半身も使いにくくなり、上半身と下半身がバラバラになります。

一度、止まる事によってバットの重さを体全体に上手く分散させて受け止め止めてやると、全身が良い意味で一体化します。そうした状態から振った方がミスショットは少ないのです。また、体の芯、深い所での力が上手く使えます。

揺らぎながら構えを作った後、止まって打つ(振る)習慣を付けましょう。そして、そのためには「ハムストリングスで立つ」事が出来るようにならなければなりません。

連続写真は余興です。