2012年7月9日月曜日

7月9日 雑記

(1)http://www.youtube.com/watch?v=aT72z7yA7tQ&feature=plcp

ニック•マーケイクス

オリオールズの中心的選手。打率3割前後、ホームラン15本〜20本前後を安定して打ち続ける外野手です。この選手のフォーム的特徴は胸椎の後湾が顕著な事。骨格的特徴と言った方が適切でしょう。

この動画の方が解りやすいでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=baVjewjzLok&feature=relmfu

白人系にはこういう体型が何故か多いのです。だから何だと言われてもアレなのですが。以前はスインガーかどうか判断に苦しむ感じだったのですが、今期はパンチャーらしいスイングになってますね。元々は突っ立ち気味で打つ打者だったのですが、今期は低く構えて準備動作を小さくしています。http://www.youtube.com/watch?v=qqMUuKtZkEM&feature=plcp

ただ、タイプ的には判別の難しいタイプです。パンチャーだとしたら、後ろ脚に体重移動して、少し前脚が挙った所から始動していると言う事でしょう。

(2)http://www.youtube.com/watch?v=Y6kfG9KAQqo&feature=plcp

Wilson Betemit

いい感じで打ててますが、腰と肩が同時に回転し、つまり悪い意味で全身が一体となって回転してしまっています。そのため、前脚軸に体重が乗り、良い意味での壁が形成される前に肩が回ってくるので前脚がフォローで開くのです。

これはバットヘッドを投手方向に入れずに担いで構える打者に多く見られます。ヘッドを投手方向に入れると、ヘッドの出が良い意味で遅れるので、その分、良い意味で肩の回転が腰の回転に遅れ、前脚軸が形成されてから肩が回るので前脚軸の効いたスイングになるのです。