(1)http://mlb.mlb.com/team/player.jsp?player_id=425545
ジョシュ•ウィリングハム
唐突にツインズの選手です。(動画は2011年アスレチックス)
http://www.youtube.com/watch?v=Cw3y0jbf9_E&feature=plcp
この打者は以前から高く評価していましたが、今期は23本塁打(8位)打率0.276(63位)打点67(3位)とかなり良い数字を出しています。
オートマチックステップでは無いものの、準備動作の小さい動きから一気に力を発揮して両手で振り抜く、実にパンチャーらしいスイングですね。大腿四頭筋が効いて腰の回転が小さい感じが有りますが。
http://www.youtube.com/watch?v=cDcC78zNckY&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Yb4V8gi4Bw0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=hfTSw2EfgJ8&feature=plcp
この動画では後半にハイスピードカメラの映像が有ります。
http://www.youtube.com/watch?v=ph3KlAvl6Z0&feature=plcp
トップハンドの手首が背屈し、バットが立った状態でインサイドアウトに振り出され、バットが横になってインパクトする当たりから前腕の回外に伴い、トップハンドの手首は掌屈します。これにより手首の返りが遅くなり、充分に両腕をセンター方向に伸ばせます。バットが前に突き出されたところは素晴らしく、この形が出来るのはボトムハンドの引きが小さいからです。引きが小さいのでボトムハンド側の肩甲骨が外転位に保たれ、両腕をセンター方向に大きく伸ばせるのです。そして、バットが垂直に立つシーンまでフォロースルーが進んでも、まだ手首は返っていません。これは両手振り抜きならではです。
ただ、ここで面白いと思ってほしいのは、この選手のスイングは所謂「前が大きい」部類のスイングでは無いと言う事です。それよりもむしろ両手でコンパクトに振り抜くイメージのスイングです。
しかし、両手振り抜きでメカニズム上で大きな間違いをしていなければ、外見上はコンパクトに見えるスイングでも、両腕を力強くセンター方向に伸ばし、手首の返しの遅い、「実質的フォロースルー」の大きなスイングになるのです。この打者のスイングはその典型でしょう。
一方、片手フォローを続けている選手のスイングは見た目のフォローは大きくても、手首が早期に返り、両腕を力強くセンター方向に伸ばせないスイングになる事が多いのです。
この「実質的フォロースルー」の観点から見ても、両手振り抜きが良いのです。
このスイングも良いですね。(後半、ハイスピード)
http://www.youtube.com/watch?v=yM8jI4nFt0k&feature=plcp
インコースなので、トップハンドの前腕が回内し、手首が背屈した状態でバットを立てながらインサイドアウトに振る必要があるため、手首の掌屈があまり無いですが、これぞパンチャーのインサイドアウトと言ったスイングです。とにかくトップハンドの使い方が良い上にボトムハンドの引きが小さい。
ただ、ボトムハンドの引きが小さいのは、大腿四頭筋が効いているため、腰の回転が小さい事も関係している可能性が有り、手放しで賞賛出来るものでも有りません。
この動画後半のハイスピードも良いです。ボトムハンドで引かないのでインパクトにかけて両肩甲骨が外転していき背中が丸まって行く様が良く出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZUJSSTQRyMc&feature=plcp
この選手の成績を2006〜2011にかけてみてみましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョシュ・ウィリンガム
2006 打率0.277 本塁打26
2007 打率0.265 本塁打21
2008 打率0.254 本塁打15
2009 打率0.260 本塁打24
2010 打率0.268 本塁打16
2011 打率0.246 本塁打29
非常に安定してますね。1979年生まれの外野手です。今季は上手く行けば40本の大台も期待出来ます。30は打つでしょう。
ジョシュ•ウィリングハム
唐突にツインズの選手です。(動画は2011年アスレチックス)
http://www.youtube.com/watch?v=Cw3y0jbf9_E&feature=plcp
この打者は以前から高く評価していましたが、今期は23本塁打(8位)打率0.276(63位)打点67(3位)とかなり良い数字を出しています。
オートマチックステップでは無いものの、準備動作の小さい動きから一気に力を発揮して両手で振り抜く、実にパンチャーらしいスイングですね。大腿四頭筋が効いて腰の回転が小さい感じが有りますが。
http://www.youtube.com/watch?v=cDcC78zNckY&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Yb4V8gi4Bw0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=hfTSw2EfgJ8&feature=plcp
この動画では後半にハイスピードカメラの映像が有ります。
http://www.youtube.com/watch?v=ph3KlAvl6Z0&feature=plcp
トップハンドの手首が背屈し、バットが立った状態でインサイドアウトに振り出され、バットが横になってインパクトする当たりから前腕の回外に伴い、トップハンドの手首は掌屈します。これにより手首の返りが遅くなり、充分に両腕をセンター方向に伸ばせます。バットが前に突き出されたところは素晴らしく、この形が出来るのはボトムハンドの引きが小さいからです。引きが小さいのでボトムハンド側の肩甲骨が外転位に保たれ、両腕をセンター方向に大きく伸ばせるのです。そして、バットが垂直に立つシーンまでフォロースルーが進んでも、まだ手首は返っていません。これは両手振り抜きならではです。
ただ、ここで面白いと思ってほしいのは、この選手のスイングは所謂「前が大きい」部類のスイングでは無いと言う事です。それよりもむしろ両手でコンパクトに振り抜くイメージのスイングです。
しかし、両手振り抜きでメカニズム上で大きな間違いをしていなければ、外見上はコンパクトに見えるスイングでも、両腕を力強くセンター方向に伸ばし、手首の返しの遅い、「実質的フォロースルー」の大きなスイングになるのです。この打者のスイングはその典型でしょう。
一方、片手フォローを続けている選手のスイングは見た目のフォローは大きくても、手首が早期に返り、両腕を力強くセンター方向に伸ばせないスイングになる事が多いのです。
この「実質的フォロースルー」の観点から見ても、両手振り抜きが良いのです。
このスイングも良いですね。(後半、ハイスピード)
http://www.youtube.com/watch?v=yM8jI4nFt0k&feature=plcp
インコースなので、トップハンドの前腕が回内し、手首が背屈した状態でバットを立てながらインサイドアウトに振る必要があるため、手首の掌屈があまり無いですが、これぞパンチャーのインサイドアウトと言ったスイングです。とにかくトップハンドの使い方が良い上にボトムハンドの引きが小さい。
ただ、ボトムハンドの引きが小さいのは、大腿四頭筋が効いているため、腰の回転が小さい事も関係している可能性が有り、手放しで賞賛出来るものでも有りません。
この動画後半のハイスピードも良いです。ボトムハンドで引かないのでインパクトにかけて両肩甲骨が外転していき背中が丸まって行く様が良く出ています。
http://www.youtube.com/watch?v=ZUJSSTQRyMc&feature=plcp
この選手の成績を2006〜2011にかけてみてみましょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ジョシュ・ウィリンガム
2006 打率0.277 本塁打26
2007 打率0.265 本塁打21
2008 打率0.254 本塁打15
2009 打率0.260 本塁打24
2010 打率0.268 本塁打16
2011 打率0.246 本塁打29
非常に安定してますね。1979年生まれの外野手です。今季は上手く行けば40本の大台も期待出来ます。30は打つでしょう。