(1)http://www.youtube.com/watch?v=o0XGVSaecDI&feature=plcp
現在28盗塁でMLB一位のディー•ゴードンも右腕を下げた盗塁の構えです。盗塁のスタートに関しては、特に動作的に意識するようなものでは無いと思います。それよりも瞬発的に大きな力を発揮する、サイレントピリオドが生じる出力形態ですので、そこ(瞬発的な加速)に集中した方が良いでしょう。
右腕を下げると、身体が少し捻られます。(一塁方向に胸が向く)この捻りにより、左脚股関節が割れやすくなります。ですからゴードンでもコマ送りで見るとスタート時に左脚股関節が割れます。この割れによって左脚のハムストリングスが効き、スタートで地面を押しやすくなると考えられます。因に、この割れるシーンでは下半身の筋肉がサイレントピリオドになっているはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=ZHctwiK1NKY&feature=plcp
この動画も良いですね。骨格的にはややイカリ肩タイプのようで、アレクセイ•ラミレスに似てますね。バッティングはよくわからない感じで、逆にこのバッティング(打率0.227)で盗塁トップと言うのが凄いです。
因に右腕を下げて身体が微妙に捻られると胸が一塁方向に向くのでヘッドスライディングによる帰塁の面でも有利です。
また、盗塁の構えでは身体を前傾させて投手の動きを見るので、アゴが上がりやすく、胸椎が前湾し、腰椎が後湾し、骨盤が後傾しやすくなるのが難しく、そこに気を使う必要が有ります。解決策としては構えを作る前に腸腰筋をストレッチした上でアゴが挙らないようにし、目だけで投手を見る感じにする事です。そうして胸椎の後湾を高い位置に保てば、腰椎の後湾を防ぎやすくなります。
(2)http://www.youtube.com/watch?v=_aTc0RpkBBw&feature=plcp
ジェームズ•シールズ 良い球、投げますね。軸足でプレートを押した後、引きずられて一塁方向にターンする動きが良いです。ただ前脚股関節の伸展が弱いので、崩れるように一塁側に流れながらのターンなのが惜しい所です。
この投手はワインドアップで脚を挙げる時に上体が一塁側に倒れて骨盤が後傾する傾向が有ります。その結果、前脚側のハムストリングスが使いにくく、股関節伸展が甘くなるのです。
(3)http://www.youtube.com/watch?v=pVF7qWCRlNI&feature=relmfu
ジェイソン•ジアンビ MLBGLOBALのチャンネルの中では最も全盛期を感じさせるスイングです。片手フォローの継続によって、じょじょに手首の返しが早くなり、フィニッシュの位置が低くなっていったのが近年のジアンビのスイングです。
横からの映像で見ると、前足の爪先が内に入り過ぎており、その結果、前脚の大腿四頭筋が緊張し、ややステップに時間がかかるのがジアンビの弱点です。ただステップの動きそのものは粘りっけの有る素晴らしい動きです。もう少し股関節を割り、前足の爪先を内に入れないまま、前脚の膝が内、後ろ脚の膝が外に向くようなバランスで構えれば良いと思うのですが惜しい所です。
冒頭のスイングでは近年にしては珍しく、手首の返しが遅く、高い位置にフィニッシュを取れています。全盛期のジアンビは常にこのスイングであり、二本目の動画のような低い位置にフィニッシュが来るのは見た事が有りません。
冒頭のスイングはオートマチックステップの動画としては非常に秀逸で繰り返し見たい動画です。それと同時にジアンビのスイングの変遷が両手で振り抜く事の重要性を物語っています。これは習慣の問題なのです。片手で振ったりする事も有って良いのですが、基本的な習慣としては両手で振り抜く事を継続する事が重要なのです。両手で振り抜いている限り、片手フォローのスイングはいつでも出来ます。しかし片手でフォローを取るクセを付けてしまうと、両手で気持ちよく振り抜く事が出来なくなってしまうのです。
現在28盗塁でMLB一位のディー•ゴードンも右腕を下げた盗塁の構えです。盗塁のスタートに関しては、特に動作的に意識するようなものでは無いと思います。それよりも瞬発的に大きな力を発揮する、サイレントピリオドが生じる出力形態ですので、そこ(瞬発的な加速)に集中した方が良いでしょう。
右腕を下げると、身体が少し捻られます。(一塁方向に胸が向く)この捻りにより、左脚股関節が割れやすくなります。ですからゴードンでもコマ送りで見るとスタート時に左脚股関節が割れます。この割れによって左脚のハムストリングスが効き、スタートで地面を押しやすくなると考えられます。因に、この割れるシーンでは下半身の筋肉がサイレントピリオドになっているはずです。
http://www.youtube.com/watch?v=ZHctwiK1NKY&feature=plcp
この動画も良いですね。骨格的にはややイカリ肩タイプのようで、アレクセイ•ラミレスに似てますね。バッティングはよくわからない感じで、逆にこのバッティング(打率0.227)で盗塁トップと言うのが凄いです。
因に右腕を下げて身体が微妙に捻られると胸が一塁方向に向くのでヘッドスライディングによる帰塁の面でも有利です。
また、盗塁の構えでは身体を前傾させて投手の動きを見るので、アゴが上がりやすく、胸椎が前湾し、腰椎が後湾し、骨盤が後傾しやすくなるのが難しく、そこに気を使う必要が有ります。解決策としては構えを作る前に腸腰筋をストレッチした上でアゴが挙らないようにし、目だけで投手を見る感じにする事です。そうして胸椎の後湾を高い位置に保てば、腰椎の後湾を防ぎやすくなります。
(2)http://www.youtube.com/watch?v=_aTc0RpkBBw&feature=plcp
ジェームズ•シールズ 良い球、投げますね。軸足でプレートを押した後、引きずられて一塁方向にターンする動きが良いです。ただ前脚股関節の伸展が弱いので、崩れるように一塁側に流れながらのターンなのが惜しい所です。
この投手はワインドアップで脚を挙げる時に上体が一塁側に倒れて骨盤が後傾する傾向が有ります。その結果、前脚側のハムストリングスが使いにくく、股関節伸展が甘くなるのです。
(3)http://www.youtube.com/watch?v=pVF7qWCRlNI&feature=relmfu
ジェイソン•ジアンビ MLBGLOBALのチャンネルの中では最も全盛期を感じさせるスイングです。片手フォローの継続によって、じょじょに手首の返しが早くなり、フィニッシュの位置が低くなっていったのが近年のジアンビのスイングです。
横からの映像で見ると、前足の爪先が内に入り過ぎており、その結果、前脚の大腿四頭筋が緊張し、ややステップに時間がかかるのがジアンビの弱点です。ただステップの動きそのものは粘りっけの有る素晴らしい動きです。もう少し股関節を割り、前足の爪先を内に入れないまま、前脚の膝が内、後ろ脚の膝が外に向くようなバランスで構えれば良いと思うのですが惜しい所です。
冒頭のスイングでは近年にしては珍しく、手首の返しが遅く、高い位置にフィニッシュを取れています。全盛期のジアンビは常にこのスイングであり、二本目の動画のような低い位置にフィニッシュが来るのは見た事が有りません。
冒頭のスイングはオートマチックステップの動画としては非常に秀逸で繰り返し見たい動画です。それと同時にジアンビのスイングの変遷が両手で振り抜く事の重要性を物語っています。これは習慣の問題なのです。片手で振ったりする事も有って良いのですが、基本的な習慣としては両手で振り抜く事を継続する事が重要なのです。両手で振り抜いている限り、片手フォローのスイングはいつでも出来ます。しかし片手でフォローを取るクセを付けてしまうと、両手で気持ちよく振り抜く事が出来なくなってしまうのです。