2013年10月1日火曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(87)ユネル•エスコバー

前脚の膝を内に入れるタイミングの取り方と良い、大腿四頭筋が効いていない構えと言い、身体に巻き付けるようなフォロースルーの取り方と言い、キューバ打法そのものと言ったフォームの、キューバ出身の遊撃手。打撃成績は良いときで10本台のホームランと、2割台後半の打率だが、遊撃手でこのスイングはやはり魅力的だ。





ちなみに、ここ最近は少し二段ステップ気味になっているのがもったいない。人材難のオートマチックステップ界にとって、このクラスのポテンシャルの人材を失うのは痛手だ。


上の動画の最後の方に横からの映像が有るが、二段ステップとも言いにくいが、オートマチックステップとも言いにくい。重心移動を利用して前脚を後方に引きずってズラしてから始動してる。

ショートの守備能力も高く評価されている選手だが、そこそこ横幅の有る体型なので、個人的には打者としての魅力を感じる。サードあたりを守って打撃を優先させたらどのくらい打つのかを見てみたい。今30歳なので、そうした方向転換が有っても面白いのでは無いかと思う。

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