2013年10月14日月曜日

★ウィル•ミドルブルックス

成績表
タイプ パンチャータイプのオートマチックステップもどき(タマに脚挙げ型)
右投げ 右打ち 三塁手


見ての通り、非常にタイトなパンチャーらしいスイングの感性を持っている。が、オートマチックステップもどき。オートマチックステップもどきで、スイングがこのように(良い意味を通り越して悪い意味で)コンパクトになる例は、フレディー•フリーマンと同じだが、マイク•トラウト(脚挙げ型)のスイングがコンパクトになる理由にも通じるものを感じる。フレディー•フリーマンを右打者にひっくり返したようなスイングだ。(ただし、フリーマンは最近、”もどき”を卒業しつつ有る。)

動画はフレディー•フリーマン


ただ、ミドルブルックスも脚を挙げて打つ場合が有るようだが、これはナックルボーラーのR.A.ディッキーが投手だからだろうか。いずれにしても「もどき」よりは、脚挙げ型の方が良い。


この打者も、この体格でこのスイングの割には成績がパッとしない。こうした優れたスイングの感性を持っている打者が、「オートマチックステップもどき」を選択してしまうあたり、今のアメリカ野球の残念なところだ。

DVD発売中です。詳しくはコチラへ。