各単元の浸透度を五段階評価で表します。(白い☆は半分を意味します。)
★オートマチックステップ ★★★★
「構えから直接バットを加速して強く打とうとすると、ステップがオートマチックに起きる」と言う、基本的な部分は比較的、良く理解されて浸透していると思います。ただ、基本メカニズムに対する理解が曖昧な場合が多く、その場合は「何故強く打つ必要が有るのか」「そもそもオートマチックとはどういう意味か」と言ったあたりの理解が不十分になりがちで、基礎的な原則から逸れた方向に向かう場合が多いように思います。
★黒人化 ★
これについては、ほとんど浸透していません。パンチャータイプのオートマチックステップは黒人的な身体運動の感覚を得なければ、パワーを発揮する事が出来ない打法です。
ストレッチに関しては、そこそこ浸透した感が有ります。しかし、黒人化のためにはそれだけでは不十分です。まず黒人の身体運動の凄さ、日本人との違いを認識し、スポーツ、ダンス、映画等から、黒人的な身体表現のセンスを掴まなければなりません。そして、そのように動きたいと思い、自分から探究心を持って研究し、肉体改造に取り組むのだと言う意識でトレーニングを積むようにならなければ、本当の意味で黒人的な身体運動の感覚を掴む事は出来ません。
★体幹部操作による構え ★★☆
この点については、まだあまり浸透していません。ラボでは時間をかけて構えを作りますが、体幹部操作による構えを身につけるためには「理論に対する理解」と「基礎的な反復練習」が必要になります。そして、良い構えを作るためには、板前の修行のように2年3年の修行が必要になります。ただ、根底には「黒人化」に対する浸透度の低さがあります。
★ストレッチ ★★
ストレッチについては、重要な種目はブログを参考にやって頂いている事が有りますが、それでも良い動きで実践されている例は少ないのが実際です。なぜなら、ラボでお教えするストレッチの殆どは黒人的な身体運動の感覚を必要とし、あるいは前提とするものであるためです。ですから、黒人的な身体運動の感覚が掴めていなければ、ストレッチの動きも良いものにはなりません。
★揺らぎと、揺らぎから打ちに行くまでのリズム ★☆
良い揺らぎをするためには、良い構えを作る必要が有り、そのためには黒人的な身体運動の感覚を掴む必要が有ります。理論を理解しただけでは良い揺らぎは出来ません。日本人の場合は、黒人化のためのトレーニングを前提とし、良い構えを作るためのトレーニングを積み、揺らぎ体操で揺らぎの動きを掴まなければ、良い揺らぎは出来ない場合が多いと思います。
★スイング ★★★
黒人化と言う観点から見ると、スイングについては★二つが妥当なのですが、★三つにしたのは理由があります。それはテークバックを取らずに、構えた位置から直接バットを振り出して強く打つ。そして両手で振り抜くと言う事を継続している限り、スイングに非常にクセが付きにくいのです。ですから、塚口理論の実践者の皆さんのスイングには変なクセが無いと言うのが大きな特徴です。
ただ、それはあくまでも日本人として見た場合の話であり、黒人化と言う観点から見た場合、やはり巻き戻しの弱さが非常に大きな問題です。黒人的な身体の使い方が出来ている上で、正しい動作で振れば、おのずと巻き戻しも強力になるはずなのですが、日本人的な身体的特徴をそのままにした状態でスイングをすると、前軸が形成されにくく、巻き戻しも弱くなる傾向が有るのです。つまり、躍動感を出す事に成功している例が非常に少なく、その原因は黒人的な身体運動の感覚を得るためのトレーニングの不足にあります。
★戦略的理論 ★★☆
この打法には、この打法の特徴を活かした戦略や、練習法が有ります。そういった事がどれだけ理解されているのかは非常に判断する事が難しい事です。「何故、塩ビバットを振るのか?」「重いバットを振る時に気を付ける事は何か?」「何故、意図的な流し打ちはするべきでは無いのか?」「何故、緩急の練習が重要になるのか?」「何故、構えを作る過程が重要になるのか?」「何故、構えを長くするべきでは無いのか?」こういった事を良く理解した上で実践しなければ、この打法の強みを活かす事は出来ません。
★総合的な傾向
パンチャータイプのオートマチックステップと言う打法についての共通理解はかなり得られた手応えが有ります。しかし、黒人的な身体運動と言う課題についてはほとんど手つかずに近いのが実情です。そのため、この打法でパワーを発揮する事が出来ず、無反動打法的な状態になっているケースが非常に多く目につきます。
それは、この打法の一番面白い、美味しい部分が抜け落ちている事を意味します。本来、この打法は他のどの打法よりも躍動感と爽快感に溢れた打法なのですが、黒人的な身体運動の感覚が得られていない場合「テークバック無しで振らなけれなならない窮屈な無反動打法」になってしまうのです。この違いは非常に大きなものです。
例えるならば、それはスイカの種だけを食べているような状態であり、もっと言えばドーナツの穴だけ食べているようなもので、美味しさは全く理解出来ません。この状態で良く続けてこられたなと感心させられる事が多いのが実情です。この打法の本当の美味しさが解るようになるためにも、黒人化のために多大な力を注いでください。
★オートマチックステップ ★★★★
「構えから直接バットを加速して強く打とうとすると、ステップがオートマチックに起きる」と言う、基本的な部分は比較的、良く理解されて浸透していると思います。ただ、基本メカニズムに対する理解が曖昧な場合が多く、その場合は「何故強く打つ必要が有るのか」「そもそもオートマチックとはどういう意味か」と言ったあたりの理解が不十分になりがちで、基礎的な原則から逸れた方向に向かう場合が多いように思います。
★黒人化 ★
これについては、ほとんど浸透していません。パンチャータイプのオートマチックステップは黒人的な身体運動の感覚を得なければ、パワーを発揮する事が出来ない打法です。
ストレッチに関しては、そこそこ浸透した感が有ります。しかし、黒人化のためにはそれだけでは不十分です。まず黒人の身体運動の凄さ、日本人との違いを認識し、スポーツ、ダンス、映画等から、黒人的な身体表現のセンスを掴まなければなりません。そして、そのように動きたいと思い、自分から探究心を持って研究し、肉体改造に取り組むのだと言う意識でトレーニングを積むようにならなければ、本当の意味で黒人的な身体運動の感覚を掴む事は出来ません。
★体幹部操作による構え ★★☆
この点については、まだあまり浸透していません。ラボでは時間をかけて構えを作りますが、体幹部操作による構えを身につけるためには「理論に対する理解」と「基礎的な反復練習」が必要になります。そして、良い構えを作るためには、板前の修行のように2年3年の修行が必要になります。ただ、根底には「黒人化」に対する浸透度の低さがあります。
★ストレッチ ★★
ストレッチについては、重要な種目はブログを参考にやって頂いている事が有りますが、それでも良い動きで実践されている例は少ないのが実際です。なぜなら、ラボでお教えするストレッチの殆どは黒人的な身体運動の感覚を必要とし、あるいは前提とするものであるためです。ですから、黒人的な身体運動の感覚が掴めていなければ、ストレッチの動きも良いものにはなりません。
★揺らぎと、揺らぎから打ちに行くまでのリズム ★☆
良い揺らぎをするためには、良い構えを作る必要が有り、そのためには黒人的な身体運動の感覚を掴む必要が有ります。理論を理解しただけでは良い揺らぎは出来ません。日本人の場合は、黒人化のためのトレーニングを前提とし、良い構えを作るためのトレーニングを積み、揺らぎ体操で揺らぎの動きを掴まなければ、良い揺らぎは出来ない場合が多いと思います。
★スイング ★★★
黒人化と言う観点から見ると、スイングについては★二つが妥当なのですが、★三つにしたのは理由があります。それはテークバックを取らずに、構えた位置から直接バットを振り出して強く打つ。そして両手で振り抜くと言う事を継続している限り、スイングに非常にクセが付きにくいのです。ですから、塚口理論の実践者の皆さんのスイングには変なクセが無いと言うのが大きな特徴です。
ただ、それはあくまでも日本人として見た場合の話であり、黒人化と言う観点から見た場合、やはり巻き戻しの弱さが非常に大きな問題です。黒人的な身体の使い方が出来ている上で、正しい動作で振れば、おのずと巻き戻しも強力になるはずなのですが、日本人的な身体的特徴をそのままにした状態でスイングをすると、前軸が形成されにくく、巻き戻しも弱くなる傾向が有るのです。つまり、躍動感を出す事に成功している例が非常に少なく、その原因は黒人的な身体運動の感覚を得るためのトレーニングの不足にあります。
★戦略的理論 ★★☆
この打法には、この打法の特徴を活かした戦略や、練習法が有ります。そういった事がどれだけ理解されているのかは非常に判断する事が難しい事です。「何故、塩ビバットを振るのか?」「重いバットを振る時に気を付ける事は何か?」「何故、意図的な流し打ちはするべきでは無いのか?」「何故、緩急の練習が重要になるのか?」「何故、構えを作る過程が重要になるのか?」「何故、構えを長くするべきでは無いのか?」こういった事を良く理解した上で実践しなければ、この打法の強みを活かす事は出来ません。
★総合的な傾向
パンチャータイプのオートマチックステップと言う打法についての共通理解はかなり得られた手応えが有ります。しかし、黒人的な身体運動と言う課題についてはほとんど手つかずに近いのが実情です。そのため、この打法でパワーを発揮する事が出来ず、無反動打法的な状態になっているケースが非常に多く目につきます。
それは、この打法の一番面白い、美味しい部分が抜け落ちている事を意味します。本来、この打法は他のどの打法よりも躍動感と爽快感に溢れた打法なのですが、黒人的な身体運動の感覚が得られていない場合「テークバック無しで振らなけれなならない窮屈な無反動打法」になってしまうのです。この違いは非常に大きなものです。
例えるならば、それはスイカの種だけを食べているような状態であり、もっと言えばドーナツの穴だけ食べているようなもので、美味しさは全く理解出来ません。この状態で良く続けてこられたなと感心させられる事が多いのが実情です。この打法の本当の美味しさが解るようになるためにも、黒人化のために多大な力を注いでください。