2012年6月15日金曜日

黒人特有のダンクシュート



黒人のダンクで特徴なのは、空中で腕でワンアクション入れる事ですね。これが他の人種には難しいのです。

面白い例として、0.26からのゼッケン21の選手のダンクを見てみましょう。実速の後にスローが有ります。

まず、ジャンプする時に股関節が伸展するので、腸腰筋が引き伸ばされます。その後、空中で腸腰筋の伸張反射を利用して股関節を屈曲させます。この時、股関節を割っているのが面白い所で、腸腰筋の作用の一つに股関節の外旋がありますから、そのためでしょう。

股関節が割れると、骨盤が前傾するので、脊柱のS字カーブが形成しやすくなります。このタイミングで股関節屈曲と同時に腕を引き下げています。

そこから、後湾させていた胸椎を前湾させ、そのしなりで、胸を張りながら一気に背面にダンクを放つわけです。

このような空中での腕の力強いスイングが可能になるのは、胸椎を前湾させる前段階としての胸椎の後湾が空中で形成されているからで、そこに黒人特有のダンクの秘密が有るのです。

つまり、他の人種、とりわけ日本人には難しい無理な姿勢で、骨盤が後傾せず、脊柱のS字カーブが形成されていると言うのが黒人の強みです。

ですから、野球でも無理な姿勢から矢のような送球が出来たりするのです。