2013年9月16日月曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(55)ブレナン・ボッシュ

再び、渋い所を突いてみたい。

28歳の左投げ左打ちの外野手で、今期からヤンキースに在籍している。今期はヤンキース故に出番が少ないが、過去3年で、中々の成績を残している。因に、この頃の動画を見ると二段ステップで打っている場合も有る。

2010年 打率0.256 本塁打14
2011年 打率0.283 本塁打16
2012年 打率0.240 本塁打12

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後ろに重心移動してから始動するオートマチックステップで、前脚の踵が外れてから始動していると思う。純度はあまり高く無いが、オートマチックステップの一種だろう。気になるタイプの片手フォローだが。。



ただ、このくらいになると、常にオートマチックステップかどうかは疑問が残る。完全に前脚が浮いた状態からの始動も有り得るだろう。上の動画もギリギリオートマチックステップかなと言う程度だ。

ただ、この動画の後半に横からのスローが有るが、
これなら、迷い無くオートマチックステップに分類出来る。


このように、オートマチックステップ村の端っこに住み、出たり入ったりする打者もいる。あのプホルズだって、そうだ。しばらく戻って来ないが。アンドリュー・ジョーンズ等は、一度出てから、戻って来たケースだろう。

両手で振り抜いているシーン。この方が良い。


こういう選手に、ポイントゲッターとして打率を重視する方針で行く事を確認した上で契約し、両手で振り抜いてもらったら、日本でどのくらい打つだろうか。両手で振ってる所を見る限り、なんとなくオマリーとダブるが。(オマリーはスインガー)

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