2013年9月13日金曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(36)ダンテ・ビシェット

1991年に創設されたロッキーズに93年にブルワーズから移籍し、主軸を打った打者。アンドレス・ガララーガや、ビニー・カスティーヤ、エリス・バークス、ラリー・ウォーカー等と共に、打線の中核を担う。

通算成績は 打率0.299 本塁打274 1995年には40本塁打でホームランのタイトルを獲得している。しかも、その年の打率は0.340。打ち方が雑な印象の割りには打率が高いのが興味深い。打者有利のクアーズフィールドと言えども、打率0.340はそんなに簡単な数字では無いだろう。(wikiの記事)

フォーム的には「ヤケクソ系オートマチックステップ」と言えば良いだろうか。自分自身でも、パンチャーとか、オートマチックステップとか、思いもつかなかった頃から、打撃フォームに悩んで、嫌気がさした時、半ばヤケクソで、こういう感じで打っていた記憶が有る。ビシェットのスイングは、フォロースルーと言うか、バットの投げ方が独特であった。(常に、この動画の通り)


こういう、力任せに適当に打つ感じもまた、オートマチックステップらしさの一面であり、この打ち方の愛すべき側面の一部である。

現在はロッキーズで打撃コーチをしており、息子のダンテ・ビシェットJrがヤンキースのマイナーリーグにいる。しかし、打ち方は全然、父親と違う。

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