2015年4月28日火曜日

ターン&タンブルフィニッシュ


turn=回転する
tumble=倒れる

 回転しながら倒れ込むようなフォロースルー〜フィニッシュの取り方を「ターン&タンブル」と名付けた。言わずもがなだがメジャーリーグでは極一般に見られるフォームである。しかし日本では、感覚の古いコーチにより矯正される事が多い。BPL理論では、このターン&タンブルフィニッシュを必須技術の一つとして教えている。2007年から2014年までアメリカ球界で修行を積んだロッテのイ•デウンがアメリカ仕込みのターン&タンブルフィニッシュで開幕後無傷の4連勝を挙げた。これは我々東洋人にも難なく適応する技術である事を意味している。日本の投手コーチも間違っているのは自分たちである事を認めた方が良いだろう。



 下の動画はターン&タンブルフィニッシュの好例である。日本人の場合、ターンは出来てもタンブルが出来ていない場合が多い。つまり軸脚がクロスするように出て来ても、その脚が着地するときに体重が乗っていない。これはハムストリングスの力が使えていないので重心移動の力が弱いからだ。BPL理論ではタンブルの加わったメジャー流のターン&タンブルの習得を目指している。