2013年6月27日木曜日

ホセ・フェルナンデスと言う名前の投手

ホセ・フェルナンデスと言う名前の豪速球投手がMLBでデビューした。
もう、この名前を聞いた時点で、見ないわけには行かない。

城島がメジャーにいた頃「どこのロドリゲスか、どこのゴンザレスか解らないからね。」と言う名言を残したが、ホセ・フェルナンデスと言う名前もそんな感じで
中南米では非常に一般的な名前だろう。あしたのジョーの好敵手はホセ・メンドーサ。マリナーズのエースはフェリックス・ヘルナンデス。西武にいたのはホセ・フェルナンデスだが、このホセ・フェルナンデスとは別人である。今の時代の投手で、ホセ・フェルナンデスと言う名前だと、まずスインガーと言う事はあり得ない。



微妙に想像した感じとは違うのだが。。

注目してほしいのは0.38からのワインドアップモーション。
「カクッと緩めてトンと踏む」が見事に実践されている。
ちなみに、この動きはピッチングを教える経験を繰り返して来た中で、最も重要な動きの一つである事が解って来た。何故なら、後ろ脚のハムストリングスが使えるか否かに直結するからだ。また、ワインドアップモーションは、この動きが出来ると言う点で、セットポジションから脚を挙げて投げる投げ方よりも優れている。そして、クイックモーションになると、また別の理由でハムストリングスが使いやすい。

そのため、ラボではランナー無しではワインドアップモーション(ノーワインドの)で投げ、ランナーが出るとクイックモーションで投げるスタイルを採用している。これを実践しているのがクレイ・バックホルツだ。



バックホルツはもう少し日本でも人気が出て良さそうな気がするが。