2013年3月4日月曜日

身長

特に小学生に関しては、ラボに来る子達は身長が低い子が非常に多いです。と言うより、背が高い子はまだ一人も来てい無いんじゃないかと思います。体格的に恵まれないと言う事も、親御さんが理論に熱心になる一つの理由なのかもしれません。身長が低い子が多いので、私自身も、どうしたら背が伸びるのかと考えさせられる事も多いのです。

一つの手がかりになるのは、昔の日本人は背が低かったと言う事ですね。そして、外国から食品を輸入するようになって、背が大きくなった。もちろん、肉をよく食べるようになったと言うのもあるでしょう。

ただ、日本の土壌には欧米の土壌に比べて、ミネラルが少ないと言われています。特に亜鉛は身長と関係が有ると言われていて、イランで亜鉛欠乏症の小人症患者に硫酸亜鉛を投与した事はテレビでもやってましたね。

http://m.webry.info/at/bloom/200801/article_4.htm?i=&p=&c=s&guid=on

食品を輸入するようになって、外国の土壌で育った植物、その植物を食べて育った肉を食べるようになった事が、日本人の背が伸びた原因なのかもしれませんね。もちろん、食料事情が改善された事も有ると思いますが、江戸時代なんかは、上流階級になると米は余るほど有ったみたいで、脚気(白米ばかり食べていた事が原因)は「江戸わずらい」と呼ばれていた程です。

いろんな事が考えられますが、身近に思い当たる例に、ヒントが有る気がしますね。例えば、小学生なんかだと、早熟でリーダーシップの強い子なんかは身長が低くて、おっとり、ぬぼーっとした子が背が伸びる場合が多い。これも論理的に説明される事です。

そして、睡眠。メラトニン、トリプトファン、交感神経、副交感神経、素人の私が調べただけでも、多くの興味深いキーワードが出てきます。

野球選手を目指している子の親御さんだと、子供の身長は特に気になる事でしょう。色々な人の話しを積極的に聞きに行く人も多いと思います。その行動力も大切だと思いますが、いつも思うのは、自分で調べようとする人が意外と少ないのでは無いかと言う事です。今ならインターネットがある訳で、これほど物を調べるのに便利なツールは有りません。色んな人の話を広く浅く聞き、全体像を掴むのに、インターネットは非常に役立ちます。誰かの話を聞きに行く前に、自分の調査能力をもっと信じてみても良いのではと思います。本気になって調べてみると、情報の海の中から、思わぬ真実が見えて来るかもしれませんよ。