2012年2月25日土曜日

キャメロン•メイビン(1)

http://www.youtube.com/watch?v=NWiClIsePAo&feature=related

中々うらやましい骨格の打者ですね。こういう骨格だと、いらぬ苦労が少ないでしょう。グリップを深く握っていますが、同時に手首(特にトップハンド)がしっかりと背屈している点に注目してください。骨盤が前傾して、胸椎の後湾の効いた構えが作れるようになって来ると、深く握っても手首を背屈させる事が出来るのです。この場合、シャープさと力強さを兼ね備えた最強のグリップだと言えるでしょう。このようなグリップで構えた打者を日本のプロ野球選手では一人も見た事がありません。日本人の体型だと、これよりも絞り気味にしないと背屈させる事が難しいのです。

オースティン•ジャクソンも似たようなグリップをしています。(0.35〜)

http://www.youtube.com/watch?v=Z41XVKwu3NY&feature=related

ただ、こういった事は見よう見まねでやって直ぐに出来るものでは無く、そういう構えが出来るようになって来ると、自然に感覚が理解出来るようになるでしょう。

ただ、この二人、見るからに運動神経が良さそうですが、概して野球で成功するのは、このラインよりも少し下の素材の選手が努力して成功するケースが多い気がします。