2014年11月24日月曜日

制作日誌4

 プロの野手全員に教科書シリーズの広告DMを発送する第一弾が出来上がった。ただ、今回はまだ英語で説明している適切な媒体が出来ていないので外国人選手に関しては後回し。

 第一弾はヤクルトスワローズになった。(深い意味は無い)

 自分の理論に自信が有る人間がまず第一に考える事は、プロに自分の理論を伝えるという事だろう。本当に自信が有るのであれば、その発想が出て来ないほうがおかしい。
 これまで私の理論を実践していれば野球を続けられたであろう選手がユニフォームを脱いでいくのを幾度となく見てきた。体勢が整うのに少し時間がかかりすぎたようだ。教科書シリーズも第三章1 の第1部まで到達し、ようやくストーリー的に一段落がついたので、そろそろ実行に移した方が良いと判断した。

 まず最低限の仕事として、野球界にパンチャーとスインガーの区別を「ダウンスイング」とか「アッパースイング」といった言葉と同じくらいの常識として根づかせたい。それに続いて、より高度な理解としてオートマチックステップの基礎的メカニズムと、股関節理論を流布させたいと考えている。しかし、まず第一段階はパンチャーとスインガーの違いを常識として根付かせる事だろう。

 下記はパリーグの今期打撃10潔だが、10人中8人(赤字)はパンチャーである。大雑把に言えば、日本野球の打撃の潮流は私の予想通りに推移している。興味深いのは左打者の間でもパンチャー化が進んだ事だ。少し前と左打者のスイングが変わってきた事が解るだろうか。

1糸井
2銀次
3柳田
4中村
5内川
6イデホ
7長谷川
8陽
9松井稼
10メヒア

 こうした状態の中で、プロの選手がパンチャーかスインガーかを理解して取り組むように成ってこれば、もっと面白い事になるだろう。