2014年11月18日火曜日

制作日誌1 

日米野球

 評論する気にもなれなかった日米野球だが、個人的には今までにも高く評価してきたジャスティン•モーノウの活躍を見られただけで満足している。左打者に不利(ホームランが出にくい)とされるツインズのターゲットフィールドでコツコツとオートマチックステップの両手振り抜きを続けていたモーノウが打者有利のコロラドに移籍して首位打者を獲得したのは「さもありなん」と言ったところか。

 第四戦では藤浪の変化球にファールでくらいつき、きわどい球にバットを止めて、最後に変化球を泳ぎながらも片手でスタンドまで運んだ。すばらしい打席である。

藤浪vsモーノウ


モーノウとて完璧では無い。いや、完璧にはほど遠い。大腿四頭筋の効いた構えに始動前の後ろへの重心移動と問題も多いからだ。しかし、それでも両手振り抜きのオートマチックステップを 愚直なまでに続けて来た結果が今の姿である。ここにオートマチックステップの特色が出ていると言えるし、その打ち方の優位性が出ていると言える。

 日米野球も残り少なくなったが、見所はモーノウの打席だ。オートマチックステップの両手振り抜きの打者がどういう打席を作るか。じっくり見られる良い機会だと言えるだろう。一球たりとも見逃せない。

 さらに忘れてはならないのが、日本人で活躍している打者のほぼ全てがパンチャーだと言う事。柳田、筒香、松田、坂本、中田など。