2014年12月15日月曜日

制作日誌15

 少なくとも日本球界にパンチャーとスインガーの違いは広めていきたい。もちろん全てに受け入れられるとは思えないが。というよりも、こうしたタイプ分けの理論は既に実績、地位を固めた指導者などには受け入れられにくい部分も有る。なぜなら自分が全て解ったと思った事を、根底から揺さぶられるためだ。マックの使い方に熟達した人にもう一度一からウィンドウズをやりなおせと言っているような部分が有る。なので「色んな事を言う人がいるがバッティングの本質は一つ」と言うスタンスを取る人が多いだろう。また、この意見は一見、その人が賢いような印象を人に与える。似たような言い方に「バッティングにおいてこれが絶対に正しいというのは無い」と言う言い方が有る。これも発言者に賢い印象を与えるし、実際に反論する事は難しい。こういうタイプの人は社会的には賢いが物事を突き詰めるのには向いていない。