2013年8月9日金曜日

マーク・タシェアラの後ろ脚



オープンスタンスにすると後ろ脚股関節が割れるので、後ろ脚に対して骨盤が前傾し、ハムストリングスが使いやすい。しかしオープンスタンスと言う変則打法に伴うデメリットが有るので、全体としてはプラスマイナスゼロになる。

オープンスタンスにすると後ろ脚が使いやすくなる事は解りやすいと思うが、こういうメカニズムによるものだ。タシェアラも後ろ脚で打つタイプか前脚で打つタイプかと言えば後ろ脚で打つタイプだろう。少々不器用そうに見えながらも身体の力で飛ばすのは、後ろ脚で打つタイプの特徴だ。

また、オープンの構えだと後ろ脚の膝が前に潰れにくいので、それもハムストリングスを使いやすくしている。ただ、この打ち方の場合、打ちに行く時にスクエアに戻すと同時に後ろ脚の膝が潰れてしまう。それでも構えで潰れているよりかは大分良い。

広島の堂林も、同じ効果を使っている。