2015年5月3日日曜日

内旋して肘から挙るテークバック

http://bplosaka.blogspot.jp/2015/04/blog-post_53.html

上記の記事も参考にしてほしい。下記動画は肘の使い方が上手い例だ。



 この肘の使い方は日本ではまず 最初に科学する野球の村上豊が言及した。次に立花龍司と手塚一志が言及した事で一気に野球界に広まった。

 しかし野球理論の流れに詳しい人は解ると思うが、近年、この考えが否定される流れが出来ている。「肩の捻り」を使う事も否定される場合が多い。これは「動いているのは肩関節ではなく肩甲骨だ」といういかにも机上論好きな「専門家」によって言われている「どうでも良いような話」である。余談だが、その他「腰は回らない。回っているのは股関節だ」と言う「しょうもない話」も有る。まぁ、色々と学術的に研究してくれるのはありがたいのだが。

 上記の肘の使い方は整形外科系の論者からも否定されやすい。つまり、手塚、立花等によって出来た流れをひっくり返そうと言う潮流が有る訳だ。この流れがなぜ生まれたかについて説明したい。



 手塚一志はこの動画の最後に「自分で捻って持ち上げるな」と言っている。しかし、多くの読者はその辺が読み取れなかったのだろう。そういう選手が肩や肘を痛めて、整形外科に診察を受けに行ったとしたら。。それを見た整形外科医は、 この肘の使い方に問題が有ると考えるだろう。大雑把に言うと、こういう流れが有ったと想像する。うんざりするような低レベルな話だ。「村上、手塚、立花」「誤解した実践者」「近年の理論家」という3者が登場人物なのだが、誰が悪いかと言うと後者2つが悪い。

ちなみに上記の動画の手塚一志も「何故肘が挙るのか」と言う事を説明しきれていない。またサイレントピリオドという言葉も意味を間違って使っている。