(1)http://www.youtube.com/watch?v=S2WqCVxu1-I&feature=plcp
エンディ•チャベスの3塁打。3塁打の動画はランニングフォームを見るのに最適ですね。この選手の走りで素晴らしいのが腕の振り。前に腕が来た時に手の平が身体側に向き、後ろに振った時に手の平が後ろを向いています。動画後半にランニングシーンがふんだんに見られます。一時停止のボタンを押して確認してみると、理想的な形になっているのが解ります。
他の人に使われるかもしれませんが、さわりだけ書きましょう。この腕の振りを身につけるには、スキップからスタートしての坂道ダッシュが効果的です。その他、肩の可動域をキープするためのストレッチも欠かせません。
ただ、この腕の振りを意識的にやろうとするとダメで、「力を抜いて自然に任せると、そういう動きになる。」と言う状態にしなければなりません。
ポイントになるのが、肩の可動域が左右で違う人が多いと言う事です。その場合、腕の振りも左右で違ってきます。ちなみにこれは陸上選手でも見られます。これは片側を酷使する野球では当然のことでしょう。そのため、例えば右投げの人なら、左投げの練習をする事で肩の可動域が左右均等に近づきます。そうすると、腕の振りも左右で均等になります。
確か走塁の基本としては3塁打を狙う場合、2塁から3塁の間で最高速度になるようなコースを取るのだったと思います。そのため、3塁直前の走りに注目すると良いでしょう。ヘッドスライディング直前の走りは素晴らしいです。
因に、野球の技術論には二種類あって、一つが塚口理論のような解剖学を駆使したメカニクス論で、もう一つが戦術論に近い技術論です。例えば走塁のコース取りなど。
市販されている野球の技術書では、メカニクス論よりも戦術的技術論の方が圧倒的に参考になります。メカニクス論は物理や解剖学の知識に加えて、観察経験、実践経験などが問われるため、野球経験が豊富でも、なかなか書く事が難しいのですが、戦術的技術論の場合、野球経験が豊富であれば書けるからです。
例えば、プロの外野手はグラブの人差し指の部分を空けてポケットを深く使っているとか、最近まで知りませんでした。こういうのが戦術的技術論で、こういう知識は市販の「野球入門」的な本の中にも結構面白い話が転がっているものです。キャッチャーはキャッチャーフライの時、直ぐにマスクを捨てるべきでは無い。マスクに躓くからだとか、本当に面白いですね。「野球本」はそういう戦術的技術論を学ぶものだと思って読むと良いのです。
因に、ちょっと個人的に考えた事が有るテーマが「草野球に素人が来て外野を守る場合、彼に何をアドバイスするか」と言う事。この場合「内野の送球のカバーリングには毎回絶対に入ること」「取ったらどこでも良いからとにかく素早く内野にボールを返す事」「横の外野手との声の掛け方を確認しておく事」この3点では無いでしょうか。
また、少年野球から高校野球などの練習で不思議に思うのが、なぜテーマを絞って練習しないのかと言う事。するのはするのでしょうが、一般的なイメージとして、あまりしてない気がします。
例えば外野手なら、難しいプレーの例として「背走してのフライ捕球」「正面のライナーに対する打球判断」「横の外野手と、どっちがフライ捕球するかの判断、声かけ」「横と前方へのダイビングキャッチ」などが挙げられますが、こうした練習なら、手投げノックで基本的に事足ります。当然、実戦の打球とは全然違いますが、基本レベルとしては、とにかく打球が違うだの云々言わないで「演習」しておく事が重要なのです。
アメリカの練習を見てると、バックハンド捕球なども優しい打球で子供のうちから「予行演習」している印象が有ります。メジャーの派手なプレーを見ると、それよりも基本を練習する事が大事だと考える人が多いと思いますが、バックハンドからのランニングスローも野球で起こりえるプレーである以上、立派な「基本」の一種なのです。
この、試合で起こりうるプレーの「予行演習」と言う発想が日本には足りないのです。メジャーの選手が良く練習の事を「準備」というのも、そうした発想が有るからでしょう。たぶん。千本ノック。それは良いのですが、その中には鍛錬と言う発想は有っても予行演習と言う発想は感じられません。鍛錬も大事なのですが予行演習も大事なのです。
例えばスーパープレーを見た時に、サッカーのフェイントテクニックやダンスの新しい振りを憶えるようにトライする事が重要で、指導者ならyoutubeとかで、そういうスーパープレーの動きを探して、いくつかのパターンに分類して今なら携帯端末などで見せて「今日はコレをやるぞ」とか言った方が選手のやる気も出るでしょう。例えばショートが二塁側の打球を処理して、走りながら一塁に投げるプレー等、そういう多発するプレー、つまりテストに良く出る的なプレーは全てそれぞれが基本プレーだと考える事が重要です。ゴロを正面で取るのが基本だと言うのはあまりに発想がツマラナイでしょう。
(2)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=488984
トミー•ハンター
典型的なパンチャーのパワーピッチャーです。
一つづつ動画を見ていきましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=x_HNVAmWpbk&feature=plcp
1球目 パンチャー特有の鋭くシュートする速球
2球目 恐らくスライダーかカットボールでしょう。
3球目 ライズ気味にシュートする速球。これもパンチャーが良く投げる球です。
4球目 ジョシュ•ハミルトンに投じたこの81マイルの球はスライダーですが、凄いキレですね。
5球目 これは81マイルと速いですが、投げ方から見てカーブでしょう。向こうで言うパワーカーブ、或はハードカーブですが、その多くがパンチャーカーブです。
6球目 88マイルと言う事でただのストレートでは無いと思いますがよくわかりません。チェンジアップ的なボールでしょうか。
7球目 カットボール
http://www.youtube.com/watch?v=qVMA62p2qDM&feature=plcp
この動画を見ても速球は93マイル前後。それに加えて80マイル中盤のボールが随所に見られます。(0.13からと 0.37から)バッターの反応を見てもタイミングを外されているので、やはりチェンジアップ的な意味のある球なのでしょう。速球は多くが僅かにシュートしますね。
http://www.youtube.com/watch?v=h5S91GooJg0&feature=plcp
この動画でも速球が力強いですが、ほとんどが僅かにシュートしてます。投げ方的には後ろ脚に注目してみましょう。いきなりグイッと蹴るような動作が重心移動の初期に起こりますが、これがパンチャーの特徴です。
http://www.youtube.com/watch?v=50FGtKUqeFA&feature=fvsr
この動画では終盤に2球ほどカーブが見られます。2011のフォームは少し腕を引き上げる動作が大きいぶん、パンチャー的な一気の力の発揮が弱くなるため、カーブも少しだけスインガー的ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=6sjcTbpN1pE&feature=plcp
この動画では前半に一転してスライダー系の速球が多く見られます。かと思うと92マイルのシュートする速球が後半に見られます。(0.27から)パンチャーでも左右に高速で動く球の有る投手は少ないので、その意味では魅力的な投手です。
http://www.youtube.com/watch?v=8wn3UShcgKE&feature=plcp
この動画には、リリースから直線的にシュートする速球が見られます。(途中からスライドするのでは無く)右打者のアウトコースに投げる角度でリリースしてインコースに食い込むような球筋で、この球を低めに投げる投手が多いですね。ジム•ジョンソンのところでも書きました。
この投手も、シュート系速球、半速球のバリエーションが豊富です。
この動画は面白いです。
http://www.youtube.com/watch?v=JJb6Bpjmi8Y&feature=plcp
1球目 ライズ気味速球
2球目 81マイル スライダー
3球目 93マイルライズ気味速球
4球目 79マイル ハードカーブ(パンチャーカーブ)
5球目 84マイル スライダー
この投手は1986年生まれと比較的若く、2010年に13勝4敗 防御率3.73を記録しています。ストレートはそこそこながら、左右に高速で滑る球が有るのが面白いです。ライズ気味の球も投げるので、タイミングを外す遅い球、欲を言えば高速で落ちる球等が有れば完璧です。今後に注目したい投手です。
フォーム的には割ってから始動していますね。もう少し、チャド•ビリングスリーのようにグラブの中にボールが有るセットポジションの状態を大切にするイメージが有ればもっと良くなるでしょう。投げ方のタイプ的にはビリングスリーに似たタイプです。
(3)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=276514
ケビン•グレッグ
右投げの担ぎ系パンチャー 1978年生まれのベテラン。
http://www.youtube.com/watch?v=C1fuAgFMqyQ&feature=plcp
肘が心配な投げ方ですね。この種の投手は短期的に力の有る球を投げてもそれが長く続かない場合が多いのです。特にMLBともなると、少しの衰えを逃さずに打者が捉えて来るでしょう。
1球目83マイル スライダー
2球目80マイル これは恐らくカーブでしょう。
3球目81マイル これは間違い無くパンチャーカーブです。
4球目93マイル ストレート 中々力の有る球です。
このような担ぎ投げで力の有る球を投げる投手はパンチャーと見て間違い無いでしょう。
この投手はシュート系では無くスライダー系を得意とするようですね。
http://www.youtube.com/watch?v=tJLm1L06eqM&feature=plcp
この動画の最後の球も良く滑るスライダーです。
この動画ではペドロイアとの対戦が全球見られますが、シュート系の球は一球も見られません。http://www.youtube.com/watch?v=Lr6AlbfZU9o&feature=plcp
速球とスライダー系のボールの他に、パンチャーカーブが有ります。これは非常に上手いパンチャーカーブなのですが、それゆえに比較的球速も有ります。http://www.youtube.com/watch?v=cCuX9GB07TA&feature=plcp
メジャー通算 28勝38敗 防御率4.06 144セーブ
セーブの数がかなりの成績ですが、この投げ方の場合、もう少し技巧派だと、もっと凄い数字になったかもしれません。ただ、この投げ方でも力の有る球が投げられる故に、パワーピッチャーか技巧派かハッキリしないようなところが勿体無い気もしますね。
エンディ•チャベスの3塁打。3塁打の動画はランニングフォームを見るのに最適ですね。この選手の走りで素晴らしいのが腕の振り。前に腕が来た時に手の平が身体側に向き、後ろに振った時に手の平が後ろを向いています。動画後半にランニングシーンがふんだんに見られます。一時停止のボタンを押して確認してみると、理想的な形になっているのが解ります。
他の人に使われるかもしれませんが、さわりだけ書きましょう。この腕の振りを身につけるには、スキップからスタートしての坂道ダッシュが効果的です。その他、肩の可動域をキープするためのストレッチも欠かせません。
ただ、この腕の振りを意識的にやろうとするとダメで、「力を抜いて自然に任せると、そういう動きになる。」と言う状態にしなければなりません。
ポイントになるのが、肩の可動域が左右で違う人が多いと言う事です。その場合、腕の振りも左右で違ってきます。ちなみにこれは陸上選手でも見られます。これは片側を酷使する野球では当然のことでしょう。そのため、例えば右投げの人なら、左投げの練習をする事で肩の可動域が左右均等に近づきます。そうすると、腕の振りも左右で均等になります。
確か走塁の基本としては3塁打を狙う場合、2塁から3塁の間で最高速度になるようなコースを取るのだったと思います。そのため、3塁直前の走りに注目すると良いでしょう。ヘッドスライディング直前の走りは素晴らしいです。
因に、野球の技術論には二種類あって、一つが塚口理論のような解剖学を駆使したメカニクス論で、もう一つが戦術論に近い技術論です。例えば走塁のコース取りなど。
市販されている野球の技術書では、メカニクス論よりも戦術的技術論の方が圧倒的に参考になります。メカニクス論は物理や解剖学の知識に加えて、観察経験、実践経験などが問われるため、野球経験が豊富でも、なかなか書く事が難しいのですが、戦術的技術論の場合、野球経験が豊富であれば書けるからです。
例えば、プロの外野手はグラブの人差し指の部分を空けてポケットを深く使っているとか、最近まで知りませんでした。こういうのが戦術的技術論で、こういう知識は市販の「野球入門」的な本の中にも結構面白い話が転がっているものです。キャッチャーはキャッチャーフライの時、直ぐにマスクを捨てるべきでは無い。マスクに躓くからだとか、本当に面白いですね。「野球本」はそういう戦術的技術論を学ぶものだと思って読むと良いのです。
因に、ちょっと個人的に考えた事が有るテーマが「草野球に素人が来て外野を守る場合、彼に何をアドバイスするか」と言う事。この場合「内野の送球のカバーリングには毎回絶対に入ること」「取ったらどこでも良いからとにかく素早く内野にボールを返す事」「横の外野手との声の掛け方を確認しておく事」この3点では無いでしょうか。
また、少年野球から高校野球などの練習で不思議に思うのが、なぜテーマを絞って練習しないのかと言う事。するのはするのでしょうが、一般的なイメージとして、あまりしてない気がします。
例えば外野手なら、難しいプレーの例として「背走してのフライ捕球」「正面のライナーに対する打球判断」「横の外野手と、どっちがフライ捕球するかの判断、声かけ」「横と前方へのダイビングキャッチ」などが挙げられますが、こうした練習なら、手投げノックで基本的に事足ります。当然、実戦の打球とは全然違いますが、基本レベルとしては、とにかく打球が違うだの云々言わないで「演習」しておく事が重要なのです。
アメリカの練習を見てると、バックハンド捕球なども優しい打球で子供のうちから「予行演習」している印象が有ります。メジャーの派手なプレーを見ると、それよりも基本を練習する事が大事だと考える人が多いと思いますが、バックハンドからのランニングスローも野球で起こりえるプレーである以上、立派な「基本」の一種なのです。
この、試合で起こりうるプレーの「予行演習」と言う発想が日本には足りないのです。メジャーの選手が良く練習の事を「準備」というのも、そうした発想が有るからでしょう。たぶん。千本ノック。それは良いのですが、その中には鍛錬と言う発想は有っても予行演習と言う発想は感じられません。鍛錬も大事なのですが予行演習も大事なのです。
例えばスーパープレーを見た時に、サッカーのフェイントテクニックやダンスの新しい振りを憶えるようにトライする事が重要で、指導者ならyoutubeとかで、そういうスーパープレーの動きを探して、いくつかのパターンに分類して今なら携帯端末などで見せて「今日はコレをやるぞ」とか言った方が選手のやる気も出るでしょう。例えばショートが二塁側の打球を処理して、走りながら一塁に投げるプレー等、そういう多発するプレー、つまりテストに良く出る的なプレーは全てそれぞれが基本プレーだと考える事が重要です。ゴロを正面で取るのが基本だと言うのはあまりに発想がツマラナイでしょう。
(2)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=488984
トミー•ハンター
典型的なパンチャーのパワーピッチャーです。
一つづつ動画を見ていきましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=x_HNVAmWpbk&feature=plcp
1球目 パンチャー特有の鋭くシュートする速球
2球目 恐らくスライダーかカットボールでしょう。
3球目 ライズ気味にシュートする速球。これもパンチャーが良く投げる球です。
4球目 ジョシュ•ハミルトンに投じたこの81マイルの球はスライダーですが、凄いキレですね。
5球目 これは81マイルと速いですが、投げ方から見てカーブでしょう。向こうで言うパワーカーブ、或はハードカーブですが、その多くがパンチャーカーブです。
6球目 88マイルと言う事でただのストレートでは無いと思いますがよくわかりません。チェンジアップ的なボールでしょうか。
7球目 カットボール
http://www.youtube.com/watch?v=qVMA62p2qDM&feature=plcp
この動画を見ても速球は93マイル前後。それに加えて80マイル中盤のボールが随所に見られます。(0.13からと 0.37から)バッターの反応を見てもタイミングを外されているので、やはりチェンジアップ的な意味のある球なのでしょう。速球は多くが僅かにシュートしますね。
http://www.youtube.com/watch?v=h5S91GooJg0&feature=plcp
この動画でも速球が力強いですが、ほとんどが僅かにシュートしてます。投げ方的には後ろ脚に注目してみましょう。いきなりグイッと蹴るような動作が重心移動の初期に起こりますが、これがパンチャーの特徴です。
http://www.youtube.com/watch?v=50FGtKUqeFA&feature=fvsr
この動画では終盤に2球ほどカーブが見られます。2011のフォームは少し腕を引き上げる動作が大きいぶん、パンチャー的な一気の力の発揮が弱くなるため、カーブも少しだけスインガー的ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=6sjcTbpN1pE&feature=plcp
この動画では前半に一転してスライダー系の速球が多く見られます。かと思うと92マイルのシュートする速球が後半に見られます。(0.27から)パンチャーでも左右に高速で動く球の有る投手は少ないので、その意味では魅力的な投手です。
http://www.youtube.com/watch?v=8wn3UShcgKE&feature=plcp
この動画には、リリースから直線的にシュートする速球が見られます。(途中からスライドするのでは無く)右打者のアウトコースに投げる角度でリリースしてインコースに食い込むような球筋で、この球を低めに投げる投手が多いですね。ジム•ジョンソンのところでも書きました。
この投手も、シュート系速球、半速球のバリエーションが豊富です。
この動画は面白いです。
http://www.youtube.com/watch?v=JJb6Bpjmi8Y&feature=plcp
1球目 ライズ気味速球
2球目 81マイル スライダー
3球目 93マイルライズ気味速球
4球目 79マイル ハードカーブ(パンチャーカーブ)
5球目 84マイル スライダー
この投手は1986年生まれと比較的若く、2010年に13勝4敗 防御率3.73を記録しています。ストレートはそこそこながら、左右に高速で滑る球が有るのが面白いです。ライズ気味の球も投げるので、タイミングを外す遅い球、欲を言えば高速で落ちる球等が有れば完璧です。今後に注目したい投手です。
フォーム的には割ってから始動していますね。もう少し、チャド•ビリングスリーのようにグラブの中にボールが有るセットポジションの状態を大切にするイメージが有ればもっと良くなるでしょう。投げ方のタイプ的にはビリングスリーに似たタイプです。
(3)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=276514
ケビン•グレッグ
右投げの担ぎ系パンチャー 1978年生まれのベテラン。
http://www.youtube.com/watch?v=C1fuAgFMqyQ&feature=plcp
肘が心配な投げ方ですね。この種の投手は短期的に力の有る球を投げてもそれが長く続かない場合が多いのです。特にMLBともなると、少しの衰えを逃さずに打者が捉えて来るでしょう。
1球目83マイル スライダー
2球目80マイル これは恐らくカーブでしょう。
3球目81マイル これは間違い無くパンチャーカーブです。
4球目93マイル ストレート 中々力の有る球です。
このような担ぎ投げで力の有る球を投げる投手はパンチャーと見て間違い無いでしょう。
この投手はシュート系では無くスライダー系を得意とするようですね。
http://www.youtube.com/watch?v=tJLm1L06eqM&feature=plcp
この動画の最後の球も良く滑るスライダーです。
この動画ではペドロイアとの対戦が全球見られますが、シュート系の球は一球も見られません。http://www.youtube.com/watch?v=Lr6AlbfZU9o&feature=plcp
速球とスライダー系のボールの他に、パンチャーカーブが有ります。これは非常に上手いパンチャーカーブなのですが、それゆえに比較的球速も有ります。http://www.youtube.com/watch?v=cCuX9GB07TA&feature=plcp
メジャー通算 28勝38敗 防御率4.06 144セーブ
セーブの数がかなりの成績ですが、この投げ方の場合、もう少し技巧派だと、もっと凄い数字になったかもしれません。ただ、この投げ方でも力の有る球が投げられる故に、パワーピッチャーか技巧派かハッキリしないようなところが勿体無い気もしますね。