(1)http://www.youtube.com/watch?v=fxnFw89d7j4&feature=plcp
Endy Chavez
この打者は間違い無くスインガーでしょう。左打ち左投げ 1978年生まれ。俊足強肩の外野手。http://ja.wikipedia.org/wiki/エンディ・チャベス
90年代前半まではこういう左打者はゴロゴロいたのですが、今は本当に希少ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=HOEeFUShpe0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=JWDUUnjveFM&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=QhFANQ6it_4&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=1B-LcbtXYVE&feature=plcp(後半に横映し有り)
ただ、構え方があまりにトップ型ですが、スインガーの場合、筋肉の緊張が大きなデメリットになるので良く有りません。そのせいで少しスイングがギクシャクした感じになっています。
この(腕の)構えでのこの揺らぎ方は、フォームデザインとしてはパンチャー仕様なのです。メカニックがスインガーなのに、パンチャー仕様のファッションを「選択」してしまっているのが、この選手の残念なところです。今は周囲を見ると圧倒的にパンチャーが多いので、そういう誤った選択をするスインガーの打者も多いでしょう。
ジョシュ•ハミルトンの場合、そのへんをもっと上手くやってます。
http://www.youtube.com/watch?v=yM5xstnDpYw&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=7PGq--5lmbc&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=9WupKdLxptg&feature=plcp
構えでバットを肩に乗せる作戦ですね。これによって腕の脱力を可能にしています。2012年は、これを常に行ってますが、今期の躍進の一つの原因でしょう。
このちょっとした事。たったこれだけの事で打撃成績が変わると言う事です。(一長一短有り、ラボでのパンチャー指導には用いていない技術です。)
因に、オールスター中継でハミルトンにホームランのコツをインタビューしていたシーンが有りましたが、「力を抜いて投球の勢いを利用する事」と答えていました。正にスインガーですね。スインガーの選手が正しく自分のメカニズムを把握しているからこそ、あれだけ打てるのです。これがパンチャーの選手に聞くと「遠くに飛ばそうとはしないで、出来るだけ引きつけて強くボールを叩き、強い打球を打つ事を考えている。」と返って来るでしょう。
どんなに技術を磨こうとも、バッティングは最終的にバットの重さに打ち勝たなければなりません。それには単純な「筋力」も必要ですが「技術」や「ちょっとした工夫」も必要なのです。バットの重さに打ち勝ち、腕の筋肉の緊張を防ぐ事で、自分本来の技術がぞんぶんに発揮出来るのです。打撃理論を語る時、この着眼点は無視出来ません。
(2)マット•ウィータース(右投げ両打ち 捕手)
左打席 http://www.youtube.com/watch?v=4mHpOqGIQ1g&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Nmw8WwfPbVo&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=ZUoicsBxsrU&feature=plcp 後半スロー
右打席 http://www.youtube.com/watch?v=-odM_FwOkCA&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=ruWTeH3xHmM&feature=plcp 後半スロー
http://www.youtube.com/watch?v=1IjjhUUwwGc&feature=plcp 後半スロー
http://www.youtube.com/watch?v=bG-JaYpeVQs&feature=plcp
オリオールズの正捕手であるパワーヒッターのスイッチヒッターです。1986年生まれ。身長195センチの巨漢。http://ja.wikipedia.org/wiki/マット・ウィータース
右がパンチャー、左がスインガーのスイッチヒッター使い分けタイプ。この打者が良いのが、両方とも比較的質が高い事。これはスイッチヒッターの使い分けとしては珍しい事です。特にパンチャーの右がこれだけ良いのは珍しいです。
因に、使い分けで右で黒いバット、左で白いバットを好む打者がタマにいますね。チッパー•ジョーンズがその走りでしょうか。カルロス•ベルトランもそうだったと思います。恐らくですが、バットをしならせて使いたいスインガーの場合、白いバットの方がしなるイメージが持ちやすく、ガツンと強く打ちたいパンチャーの場合、黒いバットの方が力強いイメージが持ちやすいのだと思います。
チッパー•ジョーンズも見てみましょう。
右 http://www.youtube.com/watch?v=Jb-rBBAIkVc&feature=plcp
左 http://www.youtube.com/watch?v=xDM9nVICUfA&feature=plcp 後半スロー
因にチッパー•ジョーンズと言えば二段ステップの代名詞のような打者で、右もずっと二段だったのですが。右だけ今期からオートマチックステップが見られます。
スイッチヒッターの使い分けが、どういうパフォーマンスを見せてくれるか、どれだけの成績を残すかと言う意味で、ウィータースは今後、注目すべき打者です。ただ、捕手というので、その辺を差し引いた打撃成績になるのは考慮しておかなければなりません。
因に、強肩です。
http://www.youtube.com/watch?v=VwZSwoUk4ss&feature=plcp
オリオールズと言うチームはさほど日本で知名度のある選手はいませんが、こうして見て行くと、やはりゴロゴロと強打者がいますね。
アダム•ジョーンズ http://www.youtube.com/watch?v=dAYdu2UUfjQ&feature=plcp
JJ•ハーディ http://www.youtube.com/watch?v=e8TlZ0RKzqY&feature=plcp
マット•ウィータース http://www.youtube.com/watch?v=_d8DYQwq6D4&feature=plcp
ニック•マーケイクス http://www.youtube.com/watch?v=u3AWr2JhG1E&feature=plcp
ウィルソン•ベテミット http://www.youtube.com/watch?v=Y6kfG9KAQqo&feature=plcp
これだけでも凄い重量打線です。こういうところがメジャーリーグの凄いところですね。
(3)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=462382
ジム•ジョンソン
MLB 通算14勝17敗 47SV 防御率3.07 の1983年生まれ。
割ってから始動の担ぎ系パンチャーです。
パンチャーカーブと高速シュートと言うパンチャーの特徴を示す2種類のボールが有ります。この投手の面白いのはシュート方向に曲がる速球がバリエーション豊富な事です。
高速で横に滑る系シュート この球種を得意とするパンチャーは非常に多いです。
http://www.youtube.com/watch?v=d9nwGLECKQE&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Qez5EP8fvks&feature=plcp
リリースから直線的に右打者のインコースに食い込む速球
http://www.youtube.com/watch?v=vIwB1l_NfRE&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=UpYyp7QU7yc&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=_pGHA0YlAug&feature=plcp
カットボールのような放物線系の軌道を描きつつ、カットボールとは逆にシュートする速球 少し球速が遅い場合も有る。
http://www.youtube.com/watch?v=EqjuavaXHnA&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=YJlwUuS_IhI&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=w5Ygpb1L3j0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=dLOSXcLC_PY&feature=plcp
youtubeで探す範囲ではスライダー系のボールは見られず、ほとんどの速球がシュート気味に動く投手ですね。掲示板でも指摘が有ったように、肩の開きが早いからシュート回転すると言う可能性、またそういう球種がフィットすると言う可能性も否めません。担ぎ系のテークバックである事も開きに関係しているかもしれません。
パンチャーカーブも有ります。
http://www.youtube.com/watch?v=N2FM0NJ0HzU&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=yxl-VyE5yZw&feature=plcp
このタイプのカーブと、高速シュートを投げる投手はだいたいがパンチャーだと思います。
投げ方的には、ワインドアップを見る限りオーソドックスな振りかぶり系で、松坂に通じるものが有ります。MLBではジャイア•ジャージェンスや、アービン•サンタナが似たタイプでしょう。
ジム•ジョンソン ワインドアップ
http://www.youtube.com/watch?v=EePRgXDpFvo&feature=plcp
ジャイア•ジャージェンス(2球目にライザー有り)
http://www.youtube.com/watch?v=pLO_OQB9ICI&feature=plcp
アービン•サンタナ
http://www.youtube.com/watch?v=g9Du_hOVtSk&feature=plcp
松坂大輔
http://www.youtube.com/watch?v=0fYCE6QAGU4&feature=fvsr
このタイプの投げ方は、振り下ろした両手が割れる前に始動するか、割れた後に始動するかの微妙な違いで大きく変わります。
松坂も近年、調子が出ませんが、全盛期はセット始動になってました。それが2008年頃にセットポジションの際に両手を上に引き上げる動作から始動すると言うフォーム改造をして以来、セット始動が出来なくなり、投球腕のスイングが悪くなり、肘を痛め、現在の不調に繋がっています。簡単に言うと、近年の松坂は両手がバラけるのが早いのです。その結果、テークバックで肘が挙らないので腕力に頼って投げるようになり、腕の筋肉に頼るので体重移動もダイナミックさが無くなると言う悪循環にハマっています。
松坂にアドバイスをするなら、何かと言うと、まず一点はセット始動ですね。これを全盛期に戻すだけでも全然違います。次に、腸腰筋その場ステップ等のストレッチです。昔型の場合、特に骨盤が後傾しやすく、大腿四頭筋をつかいがちなので、そうした補強トレーニングが重要になります。この二つのアプローチが有れば全盛期に近いパフォーマンスが見られると思うのですが。
この投手(ジム•ジョンソン)も少し肘が心配な投げ方ですね。
Endy Chavez
この打者は間違い無くスインガーでしょう。左打ち左投げ 1978年生まれ。俊足強肩の外野手。http://ja.wikipedia.org/wiki/エンディ・チャベス
90年代前半まではこういう左打者はゴロゴロいたのですが、今は本当に希少ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=HOEeFUShpe0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=JWDUUnjveFM&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=QhFANQ6it_4&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=1B-LcbtXYVE&feature=plcp(後半に横映し有り)
ただ、構え方があまりにトップ型ですが、スインガーの場合、筋肉の緊張が大きなデメリットになるので良く有りません。そのせいで少しスイングがギクシャクした感じになっています。
この(腕の)構えでのこの揺らぎ方は、フォームデザインとしてはパンチャー仕様なのです。メカニックがスインガーなのに、パンチャー仕様のファッションを「選択」してしまっているのが、この選手の残念なところです。今は周囲を見ると圧倒的にパンチャーが多いので、そういう誤った選択をするスインガーの打者も多いでしょう。
ジョシュ•ハミルトンの場合、そのへんをもっと上手くやってます。
http://www.youtube.com/watch?v=yM5xstnDpYw&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=7PGq--5lmbc&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=9WupKdLxptg&feature=plcp
構えでバットを肩に乗せる作戦ですね。これによって腕の脱力を可能にしています。2012年は、これを常に行ってますが、今期の躍進の一つの原因でしょう。
このちょっとした事。たったこれだけの事で打撃成績が変わると言う事です。(一長一短有り、ラボでのパンチャー指導には用いていない技術です。)
因に、オールスター中継でハミルトンにホームランのコツをインタビューしていたシーンが有りましたが、「力を抜いて投球の勢いを利用する事」と答えていました。正にスインガーですね。スインガーの選手が正しく自分のメカニズムを把握しているからこそ、あれだけ打てるのです。これがパンチャーの選手に聞くと「遠くに飛ばそうとはしないで、出来るだけ引きつけて強くボールを叩き、強い打球を打つ事を考えている。」と返って来るでしょう。
どんなに技術を磨こうとも、バッティングは最終的にバットの重さに打ち勝たなければなりません。それには単純な「筋力」も必要ですが「技術」や「ちょっとした工夫」も必要なのです。バットの重さに打ち勝ち、腕の筋肉の緊張を防ぐ事で、自分本来の技術がぞんぶんに発揮出来るのです。打撃理論を語る時、この着眼点は無視出来ません。
(2)マット•ウィータース(右投げ両打ち 捕手)
左打席 http://www.youtube.com/watch?v=4mHpOqGIQ1g&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Nmw8WwfPbVo&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=ZUoicsBxsrU&feature=plcp 後半スロー
右打席 http://www.youtube.com/watch?v=-odM_FwOkCA&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=ruWTeH3xHmM&feature=plcp 後半スロー
http://www.youtube.com/watch?v=1IjjhUUwwGc&feature=plcp 後半スロー
http://www.youtube.com/watch?v=bG-JaYpeVQs&feature=plcp
オリオールズの正捕手であるパワーヒッターのスイッチヒッターです。1986年生まれ。身長195センチの巨漢。http://ja.wikipedia.org/wiki/マット・ウィータース
右がパンチャー、左がスインガーのスイッチヒッター使い分けタイプ。この打者が良いのが、両方とも比較的質が高い事。これはスイッチヒッターの使い分けとしては珍しい事です。特にパンチャーの右がこれだけ良いのは珍しいです。
因に、使い分けで右で黒いバット、左で白いバットを好む打者がタマにいますね。チッパー•ジョーンズがその走りでしょうか。カルロス•ベルトランもそうだったと思います。恐らくですが、バットをしならせて使いたいスインガーの場合、白いバットの方がしなるイメージが持ちやすく、ガツンと強く打ちたいパンチャーの場合、黒いバットの方が力強いイメージが持ちやすいのだと思います。
チッパー•ジョーンズも見てみましょう。
右 http://www.youtube.com/watch?v=Jb-rBBAIkVc&feature=plcp
左 http://www.youtube.com/watch?v=xDM9nVICUfA&feature=plcp 後半スロー
因にチッパー•ジョーンズと言えば二段ステップの代名詞のような打者で、右もずっと二段だったのですが。右だけ今期からオートマチックステップが見られます。
スイッチヒッターの使い分けが、どういうパフォーマンスを見せてくれるか、どれだけの成績を残すかと言う意味で、ウィータースは今後、注目すべき打者です。ただ、捕手というので、その辺を差し引いた打撃成績になるのは考慮しておかなければなりません。
因に、強肩です。
http://www.youtube.com/watch?v=VwZSwoUk4ss&feature=plcp
オリオールズと言うチームはさほど日本で知名度のある選手はいませんが、こうして見て行くと、やはりゴロゴロと強打者がいますね。
アダム•ジョーンズ http://www.youtube.com/watch?v=dAYdu2UUfjQ&feature=plcp
JJ•ハーディ http://www.youtube.com/watch?v=e8TlZ0RKzqY&feature=plcp
マット•ウィータース http://www.youtube.com/watch?v=_d8DYQwq6D4&feature=plcp
ニック•マーケイクス http://www.youtube.com/watch?v=u3AWr2JhG1E&feature=plcp
ウィルソン•ベテミット http://www.youtube.com/watch?v=Y6kfG9KAQqo&feature=plcp
これだけでも凄い重量打線です。こういうところがメジャーリーグの凄いところですね。
(3)http://baltimore.orioles.mlb.com/team/player.jsp?player_id=462382
ジム•ジョンソン
MLB 通算14勝17敗 47SV 防御率3.07 の1983年生まれ。
割ってから始動の担ぎ系パンチャーです。
パンチャーカーブと高速シュートと言うパンチャーの特徴を示す2種類のボールが有ります。この投手の面白いのはシュート方向に曲がる速球がバリエーション豊富な事です。
高速で横に滑る系シュート この球種を得意とするパンチャーは非常に多いです。
http://www.youtube.com/watch?v=d9nwGLECKQE&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=Qez5EP8fvks&feature=plcp
リリースから直線的に右打者のインコースに食い込む速球
http://www.youtube.com/watch?v=vIwB1l_NfRE&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=UpYyp7QU7yc&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=_pGHA0YlAug&feature=plcp
カットボールのような放物線系の軌道を描きつつ、カットボールとは逆にシュートする速球 少し球速が遅い場合も有る。
http://www.youtube.com/watch?v=EqjuavaXHnA&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=YJlwUuS_IhI&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=w5Ygpb1L3j0&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=dLOSXcLC_PY&feature=plcp
youtubeで探す範囲ではスライダー系のボールは見られず、ほとんどの速球がシュート気味に動く投手ですね。掲示板でも指摘が有ったように、肩の開きが早いからシュート回転すると言う可能性、またそういう球種がフィットすると言う可能性も否めません。担ぎ系のテークバックである事も開きに関係しているかもしれません。
パンチャーカーブも有ります。
http://www.youtube.com/watch?v=N2FM0NJ0HzU&feature=plcp
http://www.youtube.com/watch?v=yxl-VyE5yZw&feature=plcp
このタイプのカーブと、高速シュートを投げる投手はだいたいがパンチャーだと思います。
投げ方的には、ワインドアップを見る限りオーソドックスな振りかぶり系で、松坂に通じるものが有ります。MLBではジャイア•ジャージェンスや、アービン•サンタナが似たタイプでしょう。
ジム•ジョンソン ワインドアップ
http://www.youtube.com/watch?v=EePRgXDpFvo&feature=plcp
ジャイア•ジャージェンス(2球目にライザー有り)
http://www.youtube.com/watch?v=pLO_OQB9ICI&feature=plcp
アービン•サンタナ
http://www.youtube.com/watch?v=g9Du_hOVtSk&feature=plcp
松坂大輔
http://www.youtube.com/watch?v=0fYCE6QAGU4&feature=fvsr
このタイプの投げ方は、振り下ろした両手が割れる前に始動するか、割れた後に始動するかの微妙な違いで大きく変わります。
松坂も近年、調子が出ませんが、全盛期はセット始動になってました。それが2008年頃にセットポジションの際に両手を上に引き上げる動作から始動すると言うフォーム改造をして以来、セット始動が出来なくなり、投球腕のスイングが悪くなり、肘を痛め、現在の不調に繋がっています。簡単に言うと、近年の松坂は両手がバラけるのが早いのです。その結果、テークバックで肘が挙らないので腕力に頼って投げるようになり、腕の筋肉に頼るので体重移動もダイナミックさが無くなると言う悪循環にハマっています。
松坂にアドバイスをするなら、何かと言うと、まず一点はセット始動ですね。これを全盛期に戻すだけでも全然違います。次に、腸腰筋その場ステップ等のストレッチです。昔型の場合、特に骨盤が後傾しやすく、大腿四頭筋をつかいがちなので、そうした補強トレーニングが重要になります。この二つのアプローチが有れば全盛期に近いパフォーマンスが見られると思うのですが。
この投手(ジム•ジョンソン)も少し肘が心配な投げ方ですね。