2012年6月9日土曜日

MLB 打者 ア行

★アーロン•ヒル Aaron Hill
ヘッドの出るのが速い、非常にパンチャーらしいスイングをする打者。オートマチックステップもどき。日本では無名だが、このくらいのスイングが出来る打者が日本人にいるだろうか。
動画1 動画2


★アズドルバル•カブレラ
オーランド•カブレラの「強く打て」と言うアドバイスで開花した、左右共にパンチャーのスイッチヒッター。左右共にオートマチックステップなのもポイントが高い。
動画1(左) 動画2(右) 動画3(左)


★アダム•ケネディ
2002年のワールドシリーズではエンゼルスでレギュラーであった大ベテラン。左のパンチャータイプ。
動画1


★アダム•ジョーンズ
打撃技術には質の高いものが有る。脚上げ型のパンチャータイプ。ただし片手フォローの悪影響が比較的顕著に出ているのが気になる。
動画1(2010) 動画2(2011) 動画3(2012) 動画4(2012)




★アダム•ダン
如何にも白人のパワーヒッター的なジム•トーミ系スラッガー。このタイプは打率は低くても、数字が計算出来て、勝負強く、頭脳的な打席を作る事が出来れば貴重な戦力になる。
動画1


★アラミス•ラミレス
バットを立てて脚を挙げるパンチャータイプの打者。意外にも最近の中南米選手にはこのタイプのフォームが多い。(キューバを除いて)
動画1


★アレクセイ•ラミレス
前脚の膝を内に絞るタイミングの取り方から、片手でフォロースルーを取る。動画後半の横映しを見ると、オートマチックステップのようだ。それだけに勿体ない。
動画1


★アレックス•リオス
デビュー当時から常にオートマチックステップで打ち続けて来た。膝屈曲が深く、かなり大腿四頭筋を使っている。そのため、スイングに躍動感が無いのが残念。2012年は少し構えのバランスが良くなった。
動画1


★アレックス•ロドリゲス
ご存知、Aロッドこと、アレックス•ロドリゲス。脚挙げ型の先駆者的存在。2011年あたりから、動画1と動画2の後半に見られるように、広いスタンスを取るようになった。それによってフォロースルーの大きさが戻って来た感が有る。
元来は言うまでも無く骨盤前傾型の体型だが、膝を絞り気味に構える事によって脊柱のS字カーブが上手く作れなくなっていた。それを首の角度を誇張してカバーしていた感も有ったが、今は股関節が割れてきたため、骨盤も自然に前傾し、脊柱のS字カーブも自然になってきた。今期は期待できそう。
元々は類い稀なる打撃センスを持っていた打者だが、狭いスタンスからのボトムハンドを強調する片手フォローを繰り返して来た事で、年々、手首の返りが早くなっていた。スタンスの改造でその辺が改善されれば、まだまだ期待出来る。
動画1 動画2 動画2


★アルバート•プホルズ
2012年からエンゼルスでプレーしているメジャー最強打者の一人。しかし、2012年前半は思わぬ不振に苦しんでいる。いくらプホルズでもノーステップと片手フォローを続ければ、それは苦しむと言う事か。
動画1


★アルフォンゾ•ソリアーノ
広島カープからメジャーに移籍して開花したベテラン。脚挙げ型のパンチャー。
動画1


★アンドリュー•ジョーンズ
1996年のポストシーズンで2打席連続本塁打を放ち、一躍脚光を浴びる。その当時のスイングは素晴らしかった。10年連続でゴールドグラブを受賞した超人的な外野守備能力でも注目された。デビュー当時の感じから言えば、グリフィーJrやボンズの匹敵すると思われたが、やや打撃面での爆発力に欠けるままベテランとなってしまった。2005年に51本塁打で本塁打王。通算420本、打率0.256 
動画1 動画2


★アンドリュー•マッカチェン
黒人特有の身体能力の高さを思わせる外野手。2012年は少しフォームを変えて「らしさ」が無くなった気がするが調子は良い。
動画1 動画2


★アンドレ•イーシア
ファッション雑誌に出演したりと、アメリカでは人気の高い選手。左のパンチャータイプ。
動画1


★エイドリアン•ゴンザレス
2011年は当たり年だった。打率優先型の左のパンチャータイプ。
動画1


★エイドリアン•ベルトレイ
パンチャータイプのオートマチックステップで両手振り抜きタイプ。その意味で言うと塚口理論的にはポイントが高い。2004年の本塁打王で、その後は低迷したが、近年になって息を吹き返している。非常に腸腰筋が強そうな典型的な黒人アスリート。
動画1


★エバン•ロンゴリア
狭いスタンス幅で重心の高い構えの脚上げ型パンチャータイプ。こういう「フォーム」の打者のスイングもきっちりとパンチャータイプになっているあたりは不思議な気もする。1980年代は決してそうでは無かったが。
動画1


★エドウィン•エンカーナシオン
2012年はスタートダッシュを見せた。1983年生まれのまだ若いパワーヒッター。身体そのもののパワーは非常に感じるが、片手フォローのある影響が大きく出ているスイングが気になる。動画2のようなフォローは片手フォローの打者が両手で振り抜いた時に良く見られるスイングで、手首が綺麗に返らず、ボトムハンドの肘が引けている。
動画1 動画2


★オースティン•ジャクソン
身体能力の高さは非常に感じるが、それだけに打撃に執着心を持って突き詰めるタイプでは無いのかもしれない。スイングを見ると勝手にそういう印象を抱いてしまう。その意味ではマイク•キャメロンを思い出させる。
動画1 動画2


★オーブリー•ハフ
実績の有るベテラン。左のパンチャータイプ。
動画1