2013年9月6日金曜日

オートマチックステップ巡礼の旅(5)ヒラム・ボカチカ

出場試合数は多くは無いが、メジャーでの長い経験が有る選手だ。(wiki)始動前に後ろに重心移動するものの、前脚がほとんど地面に接地した状態から始動するので、オートマチックステップとしての純度は高い。スイングも前脚が開かず、上半身を大きく捻り切る、オートマチックステップの特徴がよく出ている。

この動画、0.40からのスイングは素晴らしい。横からの映像も有るが、始動ポジションで後ろ脚股関節が割れているのが良い。


この動画のスイングも素晴らしい。


非常に良いスイングをする打者だが、ベンチの評価が低く、出場機会が少なかった。西武での日本一年目は、279打数で20本塁打を打っている。これだけ打てば、打率は0.251でも充分だろう。色々と、問題点は有ったのかもしれないが、凡庸な選手を使うよりかは、少々の問題には目をつむって、使ってやると面白い選手だったと思う。どうせ、日本人選手でこれだけのスイングが出来る選手など、ほとんどいないのだから。

ちなみに、2009年に、WBCプエルトリコ代表に選出されている。

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