2013年6月23日日曜日

ジョニー・クエトのフィニッシュ

2012年には19勝9敗 防御率2.78を記録している。

この投手は投げ方(捻りを入れる点を除いて)もそうだが、ストレートの球質がペドロと似ている。

参考にしてほしいのはフィニッシュの取り方。
変化球の場合は体重移動が中途半端になるので解りにくいが、ストレートの時に注目してほしい。



0.22〜の投球は着地する後ろ脚に体重が乗る、素晴らしいターン&タンブルフィニッシュだが、その後ろ脚が着地すると同時に投球腕を振り上げる。この相反する動きによって着地の衝撃をやわらげる事が出来ている。この動画の中に3球ほど、その動きが見られる。全てストレートの時だ。

この腕を振り上げる動作は、フォロースルーで腕を振り下ろした反動であり、肘も伸びた反動で曲がるのでガッツポーズのような形になる。パンチャータイプにおける正しいフィニッシュの取り方でもあり、ラボでも採用している。