本日は御利用ありがとうございました。
まずバリーさんですが、スイングでの腕の形は非常に良いものがあります。ただ、始動する時の下半身の力が弱いです。なので、まずは股関節のストレッチをしっかりとやっておいてください。ただ、スイングスピード自体がまださほど速く無いので、振る力を付けるために少し重めのバットを振るようにしてください。ただ試合が近い事も有るので極端に重いバットは避けた方が良いです。硬式木製を短く持つくらいが無難でしょう。股関節の機能性が向上し、また股関節周辺の筋肉が強くなり、そして上半身はバットを振る事によって鍛えられて行くと、打撃に関しては高校二年三年頃にはそこそこいい状態に仕上がる事が期待出来そうです。ただ体が細すぎるので、もう少しバットを振る事でパワーを付ける事を考えた方が良いですね。
次にミヤゴンさんですが、ピッチングについては「ピッチングフォームの中で基本として抑えておきたいポイント」が大体全部及第点的にクリアされているので、技術的には既にしっかりしたものが有ると言えます。この感じだと高校でも良い線行くと思います。
ただ、現状では「日本人的な体の使い方」を前提とした「日本人的なフォーム」なので、そのへんが基礎的な体の使い方から変えて行き、メジャー、特に黒人や中南米系選手の動きに近づいて来ると、もっと良くなるでしょう。そして、そこに他の選手から一頭抜けた存在になるカギが有ると言う事です。
現時点での長所は両腕の動きが完璧に出来ていると言う点です。投球腕の振り、グラブ腕n納まり方など文句無しの出来です。こういった事がこの時点で既に出来ているということは、今後に技術とキャリアを積み重ねて行く上で大きな武器になるでしょう。
打撃に関しては、投手であっても打てるに超した事は無いし、バットを振る事は投手にとっての良い筋力トレーニングになるので、そういう意味で見て行きたいと思います。とりあえず次回までに一回目の内容(というか最後に撮影したときの打ち方)を思い出しておいて下さい。オートマチックステップが出来ていたり出来ていなかったりする事があるので、常に両足の踵が着地した状態から振りに行く(始動する)ようにしてください。
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では、次回までにしておいてほしい事と、次回の予定について書きます。(2人共通)
まず次回からはバリーさんは打撃、ミヤゴンさんは投球と言うように分ける形でいきたいと思います。ただ2人とも打撃と投球の両方をしてもらいます。その上で、打撃でバットを振る場合はバリーさん4回ミヤゴンさん2回と言った感じで、逆に投球の場合はミヤゴンさんが4球投げたらバリーさんは2球と言う感じにしたいと思います。
では次回までにしておいてほしい事ですが。。
投球編
まず、オートマチックステップの投げ方をシャドーで練習しておいてください。これは腕の振りの形を良くする効果が有ります。
オートマチックステップ投げ
次に、ピッチャーズ・ハイキックと言う当日行なった練習をしておいてください。特にミヤゴンさんの場合は、いきなり実戦でメジャー式の脚挙げを使った投げ方をする事は難しいと思いますが、この動きだけでも練習で行なっておいてください。
そして、この練習の中で、当日もやりましたように下記の4つのポイントを意識してください。なお、この辺の事はこの記事(http://bplosaka.blogspot.jp/2013/05/blog-post_4.html)の中にも書いてあります。
ポイント1 骨盤ごと回転させ体幹からブラーンと振り上げるように前脚を挙げる。
まずバリーさんですが、スイングでの腕の形は非常に良いものがあります。ただ、始動する時の下半身の力が弱いです。なので、まずは股関節のストレッチをしっかりとやっておいてください。ただ、スイングスピード自体がまださほど速く無いので、振る力を付けるために少し重めのバットを振るようにしてください。ただ試合が近い事も有るので極端に重いバットは避けた方が良いです。硬式木製を短く持つくらいが無難でしょう。股関節の機能性が向上し、また股関節周辺の筋肉が強くなり、そして上半身はバットを振る事によって鍛えられて行くと、打撃に関しては高校二年三年頃にはそこそこいい状態に仕上がる事が期待出来そうです。ただ体が細すぎるので、もう少しバットを振る事でパワーを付ける事を考えた方が良いですね。
次回までに構えで修正しておいて欲しいのは、下の写真のポイントです。まず、横から見た形では、もう少し捻り(股関節の斜めのラインに沿った捻り)を入れて後ろ脚股関節を割った方が良いということと、それ(捻り)によってもう少しヘッドが投手方向に向いて良いということですね。その方がパワーが出ますし、もう少しヘッドが入ったくらいの方がむしろインサイドアウトに(体に巻き付くように)バットが振り出せます。そして投手方向から見たバランスではもう少し脊柱が立っているくらいの方が良いです。
構えについては下のイラストを参考にしてください。
重心の高さ、膝の曲げ具合、背骨の角度などは下の写真くらいです。
フォームで良い所はグリップと構えでの腕の形で、これらが出来ているからスイングでの腕の形は良いです。ただ前述したように体幹、下半身の力がもう一つ使えていないので、そのへんは当日やったストレッチを中心に練習しておいてください。
次にスローイングについてですが、まず気になるのは動画を見てもちょっと肩が痛そうな事です。打つにしても投げるにしても、パンチャーと言うのは思い切り振る技術なので、アップは入念にした方が良いのですが、そのへんの説明を忘れていたのでもしそのせいだとしたら申し訳ないです。ダウンはそれほどでも無いのですが、アップは柔軟体操も含めてある程度は入念に行なうようにしてください。これはパンチャーの場合、打撃も投球も共通する事です。痛むようだと、シャドーグリップ(粘着テープを丸めたもの)を握っての軽いシャドーから始めるようにしてください。
次にミヤゴンさんですが、ピッチングについては「ピッチングフォームの中で基本として抑えておきたいポイント」が大体全部及第点的にクリアされているので、技術的には既にしっかりしたものが有ると言えます。この感じだと高校でも良い線行くと思います。
ただ、現状では「日本人的な体の使い方」を前提とした「日本人的なフォーム」なので、そのへんが基礎的な体の使い方から変えて行き、メジャー、特に黒人や中南米系選手の動きに近づいて来ると、もっと良くなるでしょう。そして、そこに他の選手から一頭抜けた存在になるカギが有ると言う事です。
現時点での長所は両腕の動きが完璧に出来ていると言う点です。投球腕の振り、グラブ腕n納まり方など文句無しの出来です。こういった事がこの時点で既に出来ているということは、今後に技術とキャリアを積み重ねて行く上で大きな武器になるでしょう。
打撃に関しては、投手であっても打てるに超した事は無いし、バットを振る事は投手にとっての良い筋力トレーニングになるので、そういう意味で見て行きたいと思います。とりあえず次回までに一回目の内容(というか最後に撮影したときの打ち方)を思い出しておいて下さい。オートマチックステップが出来ていたり出来ていなかったりする事があるので、常に両足の踵が着地した状態から振りに行く(始動する)ようにしてください。
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では、次回までにしておいてほしい事と、次回の予定について書きます。(2人共通)
まず次回からはバリーさんは打撃、ミヤゴンさんは投球と言うように分ける形でいきたいと思います。ただ2人とも打撃と投球の両方をしてもらいます。その上で、打撃でバットを振る場合はバリーさん4回ミヤゴンさん2回と言った感じで、逆に投球の場合はミヤゴンさんが4球投げたらバリーさんは2球と言う感じにしたいと思います。
では次回までにしておいてほしい事ですが。。
投球編
まず、オートマチックステップの投げ方をシャドーで練習しておいてください。これは腕の振りの形を良くする効果が有ります。
オートマチックステップ投げ
次に、ピッチャーズ・ハイキックと言う当日行なった練習をしておいてください。特にミヤゴンさんの場合は、いきなり実戦でメジャー式の脚挙げを使った投げ方をする事は難しいと思いますが、この動きだけでも練習で行なっておいてください。
そして、この練習の中で、当日もやりましたように下記の4つのポイントを意識してください。なお、この辺の事はこの記事(http://bplosaka.blogspot.jp/2013/05/blog-post_4.html)の中にも書いてあります。
ポイント1 骨盤ごと回転させ体幹からブラーンと振り上げるように前脚を挙げる。
ポイント2 後ろ脚でトンと踏むと、前脚がポンと挙る。
ポイント3 前脚をリラックスして振り上げると、膝は勝手に曲がる。
ポイント4 脊柱を背中側に倒すと脚が挙る。これを頭を残して(倒さず)行なう。
また、ワインドアップモーションで、前脚を後方に引く際、軸脚の膝をカクッと抜いて膝を緩める感覚や、その膝を緩めた軸脚で地面をトンと踏む(踵で踏む感じ)を思い出しておいて下さい。
軸脚の踵の足踏みが上手い例(CCサバシア)
軸脚の膝を緩める事が出来ている例(ペドロ・マルティネス)
打撃編
まず、当日行なった各種ストレッチをしておいてください。主なものは以下の通りです。(体操の名前は、動画のファイル名と同じです。)
1)(反り系)腸腰筋その場ステップ(かなり重要です。)
2)(割れ絞り系)股割り体操 (爪先を開き過ぎず、両手を体の真ん中で組んで行なう。両足の足裏の外側に荷重する。)
3)(割れ絞り系)リズム股割りスクワット(脚の内側のラインに定規が入っていて、それがたわむようなイメージで行なう。爪先の向きや荷重位置に気をつける)
4)(割れ絞り系)座り割れ絞り体操(座って膝を90度に曲げて行なう。)動画ファイルに入ってます。
5)(割れ絞り系)アップダウン割れ絞り体操(アップダウンをつけて行ないます。)
6)体幹部操作で構えを作る体操(あまり前脚の膝が内に入ると膝を痛めやすいので両脚股関節を均等に割る意識で行なう)※動画には入っていません。youtube動画
7)(割れ絞り系)割れ絞りパンチ(当日もやりましたが、動画ファイルに入ってます。)
8)8の字揺らぎ体操 ※動画には入っていません。
これらの体操に加えて、以下の4つの練習を行なっておいて下さい。どれも当日行なったものばかりです。
1)体幹部操作で構えを作る体操の後に素振りをする。
2)腸腰筋その場ステップの後に「踵体重」「首の角度」「背中の丸まり」の3点を意識して、投手方向から見たバランスをイメージして構えを作り、振る。
3)後ろ脚股関節のラインに沿って捻りを入れて、後ろ脚股関節を割ると同時にタスキラインの筋肉を引き伸した構えを作り、振る。振る前に「割れ絞りパンチ」を行なう。
4)揺らぎながら前足で足踏みをし、足踏みを止めて、揺れが止まってから振る。そのリズムを憶える練習。
以上です。これらの練習を少しづつで良いので忘れないように行なっておいてください。なお素振りをする時は地面を向いて振るのではなく、実戦同様、投手方向を向いて振る事が大切です。そして、振った後は巻き戻した形で終わるようにしてください。
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次回の予定
今回は、とりあえず「この打ち方」「この投げ方」の基礎を知ってもらい、その打ち方、その投げ方が(上手い下手は関係無く)出来るようなると言うのがテーマでした。
次回は、「その打ち方」「その投げ方」で上手くなるための技術論や練習法を伝えたいと思っています。時間的には1日を4分割して、打撃→投球→打撃→投球の順番で行ないたいと思います。また走り方と、有効な下半身トレーニングとして坂道ダッシュもやりたいと思います。(時間的には20分くらいで済みます。)
打撃ではパワーアップのための練習法も有りますし、投球ではクイックモーション等も行ないます。また投手のための肩のストレッチなども行ないます。
なお、時間を有効に使うために、昼食はあらかじめ用意しておいた方が良いです。(近くにコンビニが有りますが。)
以上です。